ウェルター級。
日本ではASTRAで白井祐矢に一本負けしたミルズだが、UFCでは2勝1敗。バックボーンのムエタイでKO・オブ・ザ・ナイトも受賞しているが、ローリー・マクドナルドにはテイクダウンから一方的に攻められ完敗している。
爽やかファイターのリドルは6勝3敗1NCだが、すべて中堅同士の対戦。武器はレスリングと打撃の手数。
シングルに入ったりドル。残った足で膝を入れたミルズは金網まで移動してディフェンス。押し込んで膝を入れるリドル。そこからまたシングル。ダブルに切り替えてテイクダウン。金網を使って立つミルズ。離れた。打撃ではミルズ。しかし出てきた所にカウンターのシングルレッグ。テイクダウン。すぐに立つミルズ。離れた。ミルズの左右のパンチがヒットするが、タックルで凌ぐリドル。テイクダウン成功。ハーフで抑えこむ。ヒジ。ホーン。
さすがにあれだけテイクダウンを取っていれば、そこからの攻めが少なくてもリドルか。
シングルで足を掬ったリドル。ミルズは残った足でハイキック！沸かせるが、結局テイクダウンを奪われる。リドル上四方。ノースサウスを狙ったがサイドに。肩固めを狙っていく。オクタゴン中央でミルズは下から固めるだけ。金網がないと立てないか。密着しながらパウンド・ヒジで削るリドル。ハーフに戻したミルズ。また肩固めを狙うリドル。マウント。ミルズうつ伏せになりバックに。反転しようとしたミルズだがまたマウントに戻る。こつこつ削るリドル。ホーン。会場のブーイングはリドルに対してのものだと思うが、返せないミルズが悪い。2Rは間違いなくリドル。
リドルの不用意なタックルを切ったミルズがパンチをヒット。ミルズ攻勢だがリドルもパンチで応戦する。リドルタックル。金網で堪えたミルズ。ダブルレッグで倒そうとしたが、ミルズは内股で投げを狙う。しかし結局リドルがテイクダウン。パウンドで削ってからハーフに。残り1分。キムラを狙った所でミルズがリバーサル。初めて上に。パウンドを落とすがスクート。打ってこいとアピールするリドルだがブレイク。残り30秒。タックルに入り時間を使うリドル。タイムアップ。
判定29-28リドル、28-29ミルズ、29-28リドル。スプリットでリドル勝利。ミルズに入れたジャッジはややホームタウンデシジョン気味だが、リドルはテイクダウンして抑えただけで攻撃が少なかったとみなされたか。Sherdogのジャッジは三者ともフルマークでリドル。
これで地元選手が4連勝の後3連敗。
