バンタム級。この試合はデロームが地元カナダ人。
グラップラーのデロームは、前回はストライカーのフランシスコ・リベラにKOされたが、リベラのドラッグテスト陽性でノーコンテストに。
フィゲロアの前戦もリベラで、やはり2RにKO負けしている（こちらはテスト陰性）。ただしフィゲロアは6歳からボクシング、14歳からキックのトレーニングを積んでいるストライカー。
今回はプレリミナリー無料。次回は不明だがもしかしたら無料に戻ったのかも。
いきなりタックルで組み付いたデローム。バックに回るとテイクダウン。反転して上を狙ったフィゲロアに三角。外して殴っていいくフィゲロア。ハーフから強烈なパウンドを落としていくがヒット率が低い。ハーフで入れていた足をヒールにとられる。回転して逃れたがデロームが上に。サイド。ヒジ。亀になったフィゲロアのバックに回ると四の字フックで右腕ごと固定。左腕しか使えないフィゲロアにチョーク。ちょっと乗りすぎで体勢が良くない。フェイスロックで絞めるがタップは奪えず。バックからパウンドを入れていくがホーン。
1Rはデローム。
2R。またすぐタックルに行くデローム。レッグダイブ。切ったフィゲロアだがバックに回られ結局テイクダウンされた。亀のフィゲロア。仰向けに戻りガード。フィゲロア三角！完全に入っていないが入っている腕を腕ひしぎに。抜いたデロームがパスしてサイドへ。亀になるフィゲロア。四の字フックで仰向けにするデローム。しかしフィゲロアが反転して上を取り返す。今度はデロームが三角狙い。ヒジ・パウンドを落とすフィゲロア。ハーフにしてさらにパウンド。大振りだが見た目ほどの威力は無さそう。起き上がってシングルからバックに回ったデローム。またテイクダウンしてフィゲロア亀。シングルバックからチョーク狙いだがホーン。
2Rは微妙。中盤のパウンドが効果的だったのでややフィゲロアか。
3R。パンチを入れていくフィゲロア。組みついてくるデロームに膝。しかしまたタックルから投げてテイクダウンするデローム。また四の字バックポジション。四の字フックされたまま立ち上がるフィゲロア。投げてまたテイクダウンを狙うデローム。前に落としたフィゲロア。スタンドでの打撃戦に。パンチから組み付いたデロームがダブルレッグへ。しかし切られる。フィゲロアがパンチを入れていく。フィゲロアのアッパーがヒットするが、デロームはそのまま組み付いてテイクダウン。ハーフ。パスしてサイド。またバックに回るが、シングルバックから反転したフィゲロアが上を取る。しかし残り30秒。フィゲロアパウンド。大振りで入れていく。そのままタイムアップ。
終始攻めていたのはデローム。ダメージでは最後のフィゲロアだが、それほど効いているようにも見えなかったし、デロームのラウンドか。
判定29-28×3でデローム勝利。典型的なストライカー vs. グラップラーだったが、デロームがフィゲロアの打撃をテイクダウンで封じた。
