ライト級。この試合はスタウトが地元カナダ。
スタウトはキックボクシングベースのストライカーだが、UFC15戦で1KO勝利・1一本負けを除き全て判定。しかしスタンドでの手数で盛り上げファイト・オブ・ザ・ナイトを5度受賞している。
クラウスはTUF15に参加したものの、ハウス入りを賭けた試合でジャスティン・ローレンスに敗れて退場している。そのローレンスも、4月のTUF17フィナーレで2連敗を喫してすでにリリース済み。今回は負傷欠場したアイザック・ヴァリフラッグの代役としてチャンスを得た。
クラウスのハイに合わせて組み付いたスタウト。金網に押し付ける。しかし離れた。長身のクラウスがリーチを活かしてパンチ・蹴りを遠距離から入れていく。前蹴りでふっ飛ばしたクラウス。今日は手数でも負けているスタウト。間合いに入れないとパンチも打てない。クラウスの左ハイを掴んでテイクダウンしたスタウトだが、こめかみあたりをカットして大流血。クラウスは見事なスイープで上を取る。距離を取り立ち上がるが出血が止まらない。クラウスはカポエイラキック。ホーン。
1Rはクラウス。
1Rを落としたスタウトはひたすら前に出てパンチを出していく。左ボディがヒットして効いたか。スタウトはまた右のこめかみから出血。クラウスタックル。テイクダウン成功。スタウトのガード。距離を取って立った。手数を増やしていくスタウト。クラウスのタックルを潰して上を取る。スタウトはラバーで防御。ヒジを落とすスタウト。ホーン。
2Rはスタウトか。
3R。ボディが効いてるクラウスは右腕でレバーをガード。ジャブを入れていく。クラウス飛び膝。攻めたいスタウトだがクラウスの距離で有効打が当てられない。しかしクラウスも決定的なポイントは取っていない。スイッチしながらジャブを入れていく。クラウス残影拳。残り30秒でスタウトタックル。クラウステイクダウンされたがギロチン！かなりタイトに入ってる！スタウトタップ！
残り時間わずかでスタウトタップ。ここまで4試合すべて判定でカナダ勢が勝ってきたが、この試合でストップ。
代役のクラウスだがリーチを活かした打撃が効果的でいきなり中堅のスタウトに勝利するアップセット。
