格闘技徒然草

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★UFC162:メインイベント・アンデウソン・シウバ vs. クリス・ワイドマン

ミドル級タイトルマッチ。
王者アンデウソンは昨年7月のソネン戦以来11度目の防衛戦。その後、10月のブラジル大会に緊急出場し、ライトヘビー契約でステファン・ボナーと対戦。スタンドでノーガード戦法を見せるなど余裕の戦いぶりでボナーに自身初のKO負けをプレゼントした。
ワイドマンは昨年7月のマーク・ムニョス戦以来の試合。ムニョス戦ではギロチンチョークにこだわりすぎた場面もあったが、2RKOで危なげなく勝利。12月にティム・ボッシュ戦が組まれていたが、怪我で欠場している。
セミとセミ前のアメリカ vs. ブラジルはいずれもアメリカが勝利。
アンデウソン、いつもどおりコール後に四方に例。拳を出したワイドマンだがアンデウソンはお辞儀で拒否。
じわじわつめるワイドマン。アンデウソンのパンチのフェイントに反応して下がる。ワイドマンタックル!がぶったアンデウソンだが、ワイドマンは持ち上げてテイクダウン。足関を一瞬狙ったアンデウソンだがワイドマンパウンド。ガードに戻すがワイドマンはハーフに。パウンド。けっこう強い。一瞬サイドに回りキムラを狙ったワイドマンだがフルガードに戻したアンデウソン。スクートからパンチを落とすワイドマン。ワイドマン、なんと膝十字!けっこう入ってる。抜けたが今度はヒール!長南戦のトラウマが頭をよぎったか。しかし回転して抜いて立ったアンデウソン。アンデウソンは金網際に。ノーガード。ワイドマンがパンチを打ち込むが効かないとアピール。アンデウソンがパンチやハイを入れる。またノーガード。ワイドマンのパンチが当たってももっと打ってこいとアピール。アンデウソン、さかんに挑発。ワイドマンはラウンドを取ったという確信もあるのか攻めに行かない。ホーン。
1Rはワイドマン。しかし一度立ってからはアンデウソンペース。まあ挑発ばかりで有効打ではワイドマンだが。
2R。ワイドマンがパンチを入れると効いたふりをするアンデウソン。ワイドマンのタックルは距離があり受け止めて離れる。前蹴り・ローを放つアンデウソン。ワイドマンのパンチをもらってまた効いた振りをした後、あえてガードを下げてノーガードになったアンデウソンだが、続くワイドマンのパンチをスウェイでかわそうとしたがかわしきれずアゴに貰い仰向けにダウン!!ワイドマンパウンド!レフェリーストップ!
ダウンをもらったパンチは完全に目が飛んでいた。
アンデウソンマイク(英語)。ファンや関係者に感謝を述べ、今の王者はクリス、彼がベストだと新王者を称える。リマッチについて聞かれるとノーと答え、もうベルトのために戦うことはしないとコメント。引退かと言われるとそれもノーと拒否。契約が10試合あるからとのこと。別階級で戦うプランがあるのかとさらに問われると、それについてはまず休みたいと答えず。