格闘技徒然草

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★UFN26:第6試合・コナー・マクレガー vs. マックス・ホロウェイ

フェザー級
デビュー戦で非凡な当て勘のパンチによるKO勝ちを見せたマクレガー。短時間だったこともあり、底が全く見えていない。他の試合もほとんどが1RでのKO勝利。2敗しているが、いずれも30秒程度での一本負け。これだけではグラウンドに穴があるかどうかもわからない。
UFC最年少ファイターのホロウェイはリカルド・ラマスの代役としてUFCデビュー。いきなり現ランキング7位のポイエーと対戦したが、全く歯が立たずに敗退。しかし、その後は前座戦線で3連勝。3連勝同士でデニス・バミューデスと対戦したが、前半スピニングバックキックをヒットさせて優勢に進めたものの、後半取り返されてスプリット判定負け。打撃が得意だが、マクレガー相手にどれだけ打ち合えるか。
アウェイのはずのマクレガー(ホロウェイもハワイなのでホームとはいえないが)が大人気。デビュー戦のインパクトのためか。
軽快に蹴りを出していくマクレガー。アッパーから左ストレートがヒット!速い。プレッシャーに押されるホロウェイだがパンチを打ち返していく。二段蹴りで左ミドルをボディに入れるマクレガー。金網に詰めてパンチ・蹴りを出していく。ホロウェイもテイクダウンは狙わず打撃勝負。マクレガーのサイドキックが顔面にヒット。パンチ・ハイを打ち込むマクレガーだがホロウェイもよくディフェンスしている。残り時間わずかでマクレガー前転(浴びせ蹴り?)からのタックル。ホーン。
1Rはマクレガー。
2R。明らかに倒しに来ているマクレガー。パンチを打ち込む。アッパーがヒット。マクレガーのジャンピング前蹴りに左フックを合わせたホロウェイ。ホロウェイの蹴り足をキャッチすると軸足を払って倒したマクレガー。UFCで初めて見せるグラウンド。パスを狙うがホロウェイはクロスガード。体を起こしパウンドを狙ったマクレガーだがホロウェイの足に阻まれる。マクレガーパスしてニーオン。サイドに付いたが時間がない。ホーン。
2Rもマクレガー。パンチのハンドスピードが落ちているように見えるのが気になるが、ここまでは危なげなし。
マクレガーは自身初の3Rに突入。半身でサイドキックを入れていくマクレガー。ホロウェイの右がヒットするが、マクレガーは胴タックルに入りテイクダウン成功。すぐにパス。マウントを狙うが、その瞬間にブリッジして脱出したホロウェイ。すぐにまたテイクダウンするマクレガー。足を抜いてマウント。体を起こさずに押さえ込んでいる。ハイマウントからパウンド。ヒジ。亀になったホロウェイはまた下を抜けて脱出。左ハイを放つとガードしたがバランスを崩すマクレガー。しかしすぐにタックルに入りテイクダウン。時間がない。ホーン。
3Rもマクレガー。
判定30-27×2、30-26の3-0でマクレガー。後半打撃ではなくテイクダウンで攻めたのが意外だった。打撃だけの選手ではないところを見せたが、思ったよりも楽には勝てなかったという印象も。すぐにランカーに絡んでいくなら一本・KOで決めて欲しかったところ。
会場の大歓声はアイルランドの応援団?