- ファイト・オブ・ザ・ナイト：ジョン・ジョーンズ vs. アレクサンダー・グスタフソン
- KO・オブ・ザ・ナイト：ヘナン・バラォン
- サブミッション・オブ・ザ・ナイト：ミッチ・ギャグノン
メインはオッズでは大差でアンダードッグのグスタフソンがP4PのJJ相手に大健闘。4R後半にヒジをもらうまではペースを握っていた。あのJJのタックルをほぼ切り、逆にUFCで初めてのテイクダウンを奪うなど、得意の打撃だけでなく組みでも互角以上に渡り合った。負けたが逆に評価を上げる試合。次期挑戦者はグローバー・テイシェイラに決っているが、遠くない将来に再戦が期待される。王者が強すぎて盛り下がりつつあったライトヘビー級がこれでしばらくは楽しめそう。
グスタフソンと同じくアンダードッグだったワインランドも、1Rを制して前評判を覆す健闘を見せていたのだが、バラォンのバックスピンキックKOで全て記憶から消し飛んでしまった。ブランク2年の正王者ドミニク・クルーズではもはや復帰しても勝負にならないのでは。
前座で良かったのはヌルマゴメドフ。打撃で引かないヒーリー相手にテイクダウンを奪う冷静さも持っている。元王者ベンヘンあたりとやったらどうなるのか見たい。
