格闘技徒然草

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★UFC167:第4試合・エリック・ペレス vs. エドウィン・フィゲロア

バンタム級
3日後に24歳の誕生日を控える若武者ペレス。メキシカンで、UFCデビュー以来3連続1R勝利と快調だったが、8月のUFNで水垣と対戦。接戦の末判定負けでUFC初黒星。
ストライカーのフィゲロアは、フランシスコ・リベラにKO負け、ローランド・デロームにはグラップリングの展開に持ち込まれ僅差の判定負けで連敗中。
今回もマスク入場するペレス。同じマスクをつけてる観客もいた。
打撃戦。重そうなパンチを打ち込むフィゲロアだが、ペレスのローが思いっきりローブローに。表情を見る限りそれほどダメージはなさそう。再開。ペレスタックル。寝かされないように粘るフィゲロア。スタンドでバックに回るとパンチ・膝を入れて離れるペレス。ペレスの前蹴りで吹っ飛ばされるフィゲロア。ペレス立たせる。パンチの打ち合い。フィゲロアのパンチが入りペレス顔面をカット。フィゲロアのローをキャッチしてテイクダウン成功。ハーフで押え込みつつこつこつパンチを入れる。マウントを狙う瞬間にブリッジで脱出して立ったフィゲロアだがすぐまたテイクダウンされる。残り30秒。ハーフからヒジ。ホーン。
1Rは上でコントロールした時間が長かったペレス。
2R。パンチの打ち合い。やや大振りのフィゲロアに対し左ボディから返しの右フックでダウンを奪うペレス。すぐ立ったフィゲロアだがペレスはタックルに。ダブルレッグから高々と担ぎ上げてテイクダウン。サイド。フィゲロア亀に。バックから殴るペレス。金網を使って立ったフィゲロアをまたダブルレッグで倒そうとしたペレスだが耐えた。パンチで出て行くフィゲロア。重そうだがちょっと大振り。ペレスまたタックル。切れずに下になるフィゲロア。ハーフから押さえ込んでいたが残り12秒でブレイクをかけるキム・ウィンズロウ。立ったがすぐホーン。
2Rもペレス。
3R。パンチや蹴りの大振りが目立つペレス。しかしフィゲロアが出てくるとタックルでテイクダウン。ハーフからコツコツしつつパス。立ったフィゲロアだがペレスまたタックル。フィゲロア耐えると離れるペレス。残り1分で打撃戦へ。大振りのフィゲロア。ペレスのパンチがヒットしてふらつく。それでもパンチを振るっていくがタイムアップ。
3Rもペレス。
判定三者ともフルマークでペレス勝利。寝ても立っても完勝だったが、ダウンを奪って攻勢の場面を作りながらタックルに行ってKOのチャンスを逃したのはもったいなかった。