格闘技徒然草

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★UFC167:第8試合・ティム・エリオット vs. アリ・バガウティノフ

フライ級。裏メイン。
26歳ランキング7位のエリオット。バックボーンはレスリング。UFCデビュー戦ではジョン・ダドソンに敗れたものの健闘し、パパジアン、ゴーディノに連勝中。
相手はUFC2戦目でメインカード・ランカーとの対戦というチャンスを掴んだバガウティノフ。コンバットサンボ世界王者で、スタンドでのパンチやパウンドは強烈なものがある。じわじわUFCを侵食しつつあるロシア勢の1人。UFCデビュー前にはパンクラスランキング1位の小塚誠司を25秒でKOした。
ノーガード挑発するエリオット。バガウティノフ、パンチが速い。しかしヒットしていない。当たらない距離をキープしているエリオット。タックルで飛び込んでエリオットだが止めたバガウティノフ。右ヒット!動きが止まったところに膝。エリオットはタックルで凌ぐが切られた。パンチで飛び込んだエリオットに絶妙のタイミングでタックル。倒したがすぐに立ったエリオット。離れた。パンチからタックルに入るバガウティノフ。切られたが終盤パンチからミドルを入れ、少しバランスを崩したエリオット。タックルに入ったがホーン。
1Rはバガウティノフ。倒せそうなパンチが何発もヒットしている。エリオットは展開を変えたい。
2R。ジャブを増やしてきたエリオット。膝!受け止めたバガウティノフだがエリオットはギロチン!けっこう深い?叩きつけて外したが、外れた瞬間すぐにタックルに入り上を取ったエリオット。上からヒジ&パウンド。リーチがあるのでインサイドからでも当たる。スイープを仕掛けたバガウティノフが立ち上がることに成功。エリオットちょっと消耗したか。ノーガードからジャブを入れる。バガウティノフもパンチを出していくが届いていない。エリオットのタックルを潰して上を狙ったが、エリオットがバックを狙って動き結局スタンドへ。ホーン。
2Rは微妙。バガウティノフのパンチのヒットも少なかったのでコントロールしていた時間とギロチンが入りかけたエリオットか。
3R。パンチでやや体が流れ始めているバガウティノフ。少し疲れが見えるがエリオットも動きは落ちている。前蹴りも見せるバガウティノフ。打撃の手数ではバガウティノフだが、決定的なリードではない。エリオットの連打がヒット。凌いだバガウティノフ。パンチから組み付いたエリオットだが受け止められると離れ際にパンチ。残り40秒でタックルに入ったバガウティノフだが切られた。最後にエリオットがテイクダウンを奪ったがすぐ立つバガウティノフ。ホーン。
3Rは手数でバガウティノフだと思ったがどうか。
29-28×2、30-27の3-0でバガウティノフ勝利。エリオットは終わった後勝利をひたすらアピールしていたが、アピールは試合中の攻撃でするべきだった。
バガウティノフはちょっと攻めが単調になり仕留め損なった。これでランキング入りは間違いないが、タイトルに絡むには一発狙いだけでは難しい。