格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC167:第9試合・ジョシュ・コスチェック vs. タイロン・ウッドリー

ウェルター級。
グリフィンやボナーなどTUFファーストシーズンの功労者がキャリアを終える時期に入ってきている(なぜか元気いっぱいのディエゴ・サンチェスのような選手もいるが)。コスチェックもこのごろ急激に元気がなくなり、影も薄くなりつつある。ジョニヘン相手には僅差の判定まで持ち込んだが、その後は2回に1回は怪我でカードを飛ばし、前回はロビー・ローラーにKO負けを喫してついにランキングから陥落した。
ウッドリーはローラー同様Strikeforceからの転校生。無敗でネイサン・マーコートとの王座決定戦に挑んだがKO負け。D-1レスラーかつハードパンチャーでもある。前回はジェイク・シールズ相手に金網膠着が続いてスプリット判定負け。
体の大きさもウッドリーが一回り大きく見える。パンチで突っ込むとバランスを崩したコス。追い打ちにきたウッドリーに組み付いてテイクダウン狙いで凌ぐコス。金網膠着ブレイク。パンチが交錯。やはりウッドリーの打撃が重い。コスも打ち返していく。パンチでなぎ倒したウッドリー。上になりパウンド。何発かパウンドが入っている。なんとかホールドしてこらえたコス。膠着ブレイク。残り1分。パンチを打ち込んでいったコスだが、ウッドリーの右フックにアゴを打ち抜かれ、さらに追い打ちの右で仰向けにダウン!レフェリーストップ!
ウッドリー強かったが、それよりコスの敗戦が切ない。功労者だけにリリースではなくダナからの引退勧告が下されるか。