ライト級。
8月にノーコンテストとなった試合の再戦。
マッチョレスラーのトゥルヒーロはUFCデビュー戦では亀の相手に脇腹への膝でTKO勝ちという珍しい決まり手で勝利したが、前回はグラウンド状態のボウリングに躊躇なく顔面膝を叩き込んでしまった。結果はノーコンテストだったが、反則負けでも仕方がない内容。
アグレッシブなストライカーのボウリングは、前回の試合でも積極的にパンチを打ち込んで行ったが、反面、打撃をもらう場面も多かった。一方ではタックルでトゥルヒーロからバックを奪ってもいる。
前回も第1試合だったし、わざわざ再戦を組むほどのカードでもないが…。
パンチで圧力をかけていくトゥルヒーロ。組み付いてテイクダウンするが一瞬で立つボウリング。切ってギロチン。決まらない。トゥルヒーロ振りほどいて膝。離れた。パンチを振り回すトゥルヒーロ。タックルのフェイントからボディへ膝。さらにワンツー。パンチのヒット数では圧倒的にトゥルヒーロ。ボウリングタックルも止められて逆に倒される。トゥルヒーロのサイド。ガードに戻すがパウンドを貰う。立ち際にボディへの膝をヒットさせるトゥルヒーロ。ホーン。
1Rはトゥルヒーロ。打撃でもトゥルヒーロが圧倒している。
2R。強烈なローを入れたボウリングだがキャッチされテイクダウンを許す。起き上がった所で離れて立ったトゥルヒーロ。またパンチから倒す。ボウリングが腕十字を狙うが外され強烈なパウンド！立ち際にまたボディへの膝。立ったボウリングにパンチを打ち込んだところでジョン・マッカーシーが止めた。
今回はグラウンド膝をちゃんとボディに入れていたトゥルヒーロ。強かった。ヌルマゴには完敗しているが、相性次第ではランカーともいい勝負しそう。
