バンタム級。
二人ともUFCデビュー戦。今回、唯一の地元出身のウィーは、総合戦績もわずか2戦。2試合とも短時間で一本勝ちしており、しかも2年以上前。どんな選手か良く分からない。所属のImpact MMAではムエタイコーチもしているということなので、打撃も出来る模様。
フィリピンのラカイMMA所属のガレラは、地元フィリピンのURCCを主戦場としている選手だが、こちらもキャリアはわずか5戦で全勝。バンタム級暫定王者とのことだが、相手のレベルも不明。
今大会一番どうなるかわからない試合。
打撃で出たガレラにウィーは胴タックル。テイクダウン成功。ガレラはガードからキムラを狙うが防いだウィー。パウンド。ガレラの三角はクリア。密着したままヒジ。ヒップスローで返したガレラあが、ギロチンを狙ってまた下になる。押さえこんだままのウィー。ガレラ、下からヒジ。ウィーも動きなし。ホーン。
まあずっと上になってたしウィーか。しかし今時上から押さえ込むだけ。テイクダウンされたガレラも立てないし、今回限りの匂いがぷんぷんする者同士。
またテイクダウンしたウィー。ガレラも簡単に取られすぎ。パスしてサイドに付いたウィー。ハーフに戻されるがヒジ。ガードに戻されるとまた密着。下から返せず立ち上がることも出来ないガレラ。ようやく立った。四つから膝を入れたガレラだが、キャッチされて倒される。押さえ込むだけ。ホーン。
2Rもウィーか。近年のUFCで最も低レベルな試合。
3R。膝を入れていったガレラだがまたテイクダウンされる。固めているだけのウィーと返せないガレラに、ついにブーイングを送る会場。グラウンドで顔面を蹴ってしまうガレラ。タイムストップ。ガレラに減点1。ようやく金網で立ったガレラだがすぐに倒される。ガレラ残り1分でガードからキムラ！しかしスッポ抜けた。時間がない。押え込み続けるウィー。ホーン。ー判定30-26×3でウィー。
負けたガレラは当然としても、勝ったウィーも次回シンガポール大会以外には使い道がない。ジモティにしてももうちょっとマシな選手はいなかったのか。たしかにONE FCでもシンガポーリアンはキャリア5戦以内の選手しかいなかったが…。
