格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC169:オッズ/予想と展望

ヘナン・バラォン 1.36
ユライア・フェイバー 3.40

ジョゼ・アルド 1.17
リカルド・ラマス 5.50

フランク・ミア 3.65
アリスター・オーフレイム 1.31

アリ・バラウティノフ 1.80
ジョン・リネケル 2.05

エイブル・トゥルジーロ 2.30
ジェイミー・ヴァーナー 1.67

アラン・パトリック 2.45
ジョン・マクデッシ 1.54

クリス・カリアソ 1.57
ダニー・マルチネス 2.35

ニック・カトゥーン 2.60
トム・ワトソン 1.48

ケヴィン・リー 3.00
アル・イアキンタ 1.36

アンディ・エンズ 2.65
クリント・ヘスター 1.47

トニー・マーティン 2.80
ラシッド・マゴメドフ 1.38

ニール・マグニー 2.45
ガサン・ウマラトフ 1.54

メインはバンタム級タイトルマッチ。本来、暫定王者バラォンと正王者クルーズの統一戦だったが、クルーズの負傷欠場でバラォンが正王者に昇格。試合3週間前に急遽ユライア・フェイバーが新たに挑戦することになった。
前回の対戦は今回とは逆で、バラォンがクルーズの代役としてフェイバーと対戦した。判定結果は50-45、49-46×2と一方的だったが、各ラウンドを見ると明確な差があったわけではない。しかし、打撃で上回るバラォンが徐々にペースを握り、フェイバーのテイクダウンをほぼ完全に防いで印象点を勝ち取った。
WECから通算で、タイトルマッチで5連敗中、タイトル戦以外では9連勝中のフェイバー。年齢的にまだ挑戦機会はあるかもしれないが、王者がバラォンである限り、今回勝てないようなら次回以降はもっと差がついているだろう。そういう意味では悲願のUFCタイトル奪取の最後のチャンス。
打撃の差は埋まっていないだろうから、今度は組みをどれだけ効果的に使えるか。テイクダウンを取れるようなら打撃でもバラォンが後手に回る場面が出てくるだろう。
期待を込めてフェイバーの一本勝ち。
セミはランキング2位のリカルド・ラマスがアルドのタイトルに挑戦。8月にジョン・チャンソンと対戦予定だったラマスは、ペティス欠場によりアルド vs. チャンソンに変更となったアオリを受けて試合が消滅。結果、次期タイトル挑戦が回ってきたものの、試合感覚は1年以上開いてしまった。前回のエリック・コク戦、前々回の日沖戦はいずれも下馬評を覆しての勝利。レスラーだが日沖戦では下になるものの下からのギロチンで削って判定勝ち。しかし、さすがに絶対王者アルドが相手では勝ち目が薄いと思われているのか、オッズは今大会最大の差がついている。
セミ前も注目カード。ミア vs. アリスターの負けたらリリーススペシャル。両者とも最近連敗中。しかも負け方が悪い。ミアは3試合続けてまったく良い所なし。特に前回はジョシュ相手に金網に押し込まれ一方的に打たれてKO負け。そのジョシュがブラウンに秒殺負けしたことで、さらに厳しい立場に追い込まれた。最後に勝ったノゲイラ戦でもダウンしているし、歴戦のダメージが蓄積してきている。
アリスターは負けた2試合でも序盤は打撃で圧倒していたので、ミアだと最初のラッシュで終わってしまうかもしれない。アリスター1RKO勝ち。
第1・2試合目には初物ロシア人が2人登場。マゴメドフはM-1チャレンジで、ヤスベイ榎本に判定勝ちしている選手。ウマラトフはバガウティノフやBellatorヘビー級王者ヴィタリー・ミナコフの同門で、戦績は14勝2敗1分け。
試合開始はスーパーボウルの前倒しがなければ2月2日(日)朝8時半開始。速報します。PANCRASE256とバッティングしているが…。