格闘技徒然草

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★ONE FC14:第6試合・カマル・シャロルス vs. アリエル・セクストン

ライト級。
コスタリカ出身のBJJファイター・セクストン。ONE FCは初参戦。第3試合に出場したピーター・デイヴィスをローカル時代に破っている。
相手は元UFCファイターのシャロルス。イラン生まれで、現在36歳(41歳説もある)。元イギリスのレスリングオリンピック代表候補で、前回ONE FCデビュー戦ではエドゥアルド・フォラヤンをテイクダウンから固めて判定勝ち。今のところ、青木の持つタイトルへの挑戦に最も近い選手。
パンチの打ち合い。大振りのシャロルスだがヒットすると動きが止まるセクストン。ジャブを打ち込むセクストンよりも荒っぽい攻撃。胴タックルでテイクダウンしたシャロルス。バタフライガードで浮かせたセクストンだがシャロルスパウンド。浮かせて立ったが構わずパンチを打ち込むシャロルス。離れた。パンチで出るセクストン。シャロルスのタックルはオーバーフックで抱えてからの投げで凌ぐ。セクストン飛び膝。それをキャッチしたシャロルスがテイクダウン。またパウンドで削る。残り1分。ハーフからコツコツパウンド。蹴って距離を作るセクストン。シャロルス立ってスクートに。足を蹴っていく。セクストン柔術立ち。シャロルスがまたテイクダウンを狙うが、堪えたセクストンがパンチを打ち込む。ゴング。
ここまでシャロルス優勢だが、上になっても極めやダメージを与えるパウンドがない。
2R。ジャブを打ち込むセクストン。スタンドでセクストンが押してきた。シャロルスもパンチを返す。重いが単発。前に出てきたセクストンにシャロルスタックルを合わせてテイクダウン。しかし攻めあぐねてまたスクートに。立ち際にパンチ。スタンドでセクストンが押し始める。ボディに膝!シャロルスのタックルを受け止めるとそのままバックに。チョーク!凌いだシャロルスだがスタンドではやはり打撃で押される。セクストンのアッパーがヒット。タックルでテイクダウンしたシャロルスはサイドに回るが立たれる。しかしすぐにテイクダウン。マウントになるがブリッジで脱出したセクストン。もう打撃戦は完全に避けているシャロルス。セクストンがパンチで出ると下がって距離を取り、タイミングを見てタックル。倒したもののまた立たれパンチを貰う。ゴング。
そろそろスタミナもきつくなってきたシャロルス。トータルジャッジだし、最終ラウンドの内容によってはセクストン逆転も十分視野に入る展開。
ジャブを打ち込むセクストン。シャロルスは下がる。パンチで突っ込んだセクストン。ラッシュ。タックルで凌いだシャロルス。引き剥がそうとするセクストンだがシャロルスしつこく組み付いてテイクダウン。しかし蹴り離され簡単に下になる。シャロルスのパンチはかなりスローになってきているがヒット。しかし手数ではセクストン。バックスピンキック。何回も打っているが当たってない。ガス欠気味のセクストン。それでも組むとテイクダウン。金網を蹴って上を取り返したセクストン!バックからまたレオン。が、外され立たれる。セクストンも疲れてる。飛び膝。止められた。残り30秒。金網に押し込んだセクストンがテイクダウン。タイムアップ。
判定3-0でシャロルス勝利。
前回同様レスリング力での勝利。しかし結構疲れていたのに、テイクダウンを防ぎきれなかったセクストンのスタンドレスリングの弱さに救われたか。