格闘技徒然草

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★UFC171:第7試合・ラケル・ペニントン vs. ジェシカ・アンドラデ

女子バンタム級
TUF女王ジュリアナ・ペーニャのUFCデビュー戦が予定されていたが、ペーニャが右膝靭帯損傷・半月板損傷の重症で、年内復帰が絶望となり欠場。同じTUFキャストのランキング13位ペニントンがアンドラデと対戦する。
アンドラデはランキング9位。初戦では代役としてリズ・カモーシェと対戦したが一方的に攻めこまれパウンドでTKO負け。2戦目ではロジー・セクストンにスタンドの手数で圧倒し判定勝ち。
組み付いたアンドラデだが、身長で上回るペニントンは受け止めてボディに膝。金網に押し込んだアンドラデ。首をギロチンにかかえているペニントンだが抜いた。アンドラデが投げてテイクダウン。ガードを取っているペニントン。ケージで立った。また投げた。ハーフで押さえ込んでいる。ガードに戻して蹴ったペニントンにパウンドを落とすと、ペニントンは下から腕十字。抜いてパスしたアンドラでは残り時間わずかでギロチンへ。決まらず立たれる。またすくい投げで倒したアンドラデだがホーン。
1Rはアンドラデ。投げが良く決まっている。
2R。パンチで攻め込むアンドラデ。組み止めたペニントン。首相撲。引き剥がされる。アンドラデ組むと同時に外掛けテイクダウン。ガードから十字を狙おうとしたペニントンだが、アンドラデは持ち上げて立たせる。距離を詰めてパンチを打ち込むアンドラデ。ペニントン劣勢だが距離が詰まると首相撲で凌ぐ。アンドラデ金網に詰めてラッシュするがペニントンもパンチを返す。組んで押し込むアンドラデ。ペニントン首相撲から膝。離れた。またパンチで出て行くアンドラデ。下がりながらもパンチを返すペニントンだがアンドラデの前進が止まらない。また組んで押し込むとペニントンスタンドギロチン。立ったまま決めに行く。抜けた。その瞬間にアンドラデが飛びつきギロチンに入ったがホーン。
前に出て打撃をヒットさせていたのはアンドラデだがヒット数には差がない。最後のギロチンがけっこうタイトだったので、それが評価されてペニントンというのもあるかも。
3R。とにかく前に出てくるアンドラデ。金網まで追い詰めるがペニントンがパンチを返す。前に出ている分、アンドラデの印象が良い。ペニントン首相撲。引き剥がしてパンチを打ち込むアンドラデ。なおも前に出て手を出し続けるアンドラデ。ペニントンも打ち返しているが手数ではアンドラデ。しかし首相撲でコントロールすると体を入れ替えた。また首相撲。そこからヒジ。タックルに来たアンドラデを受け止めるとまた首相撲。が、ペニントンはなおも止まらない。ひたすら手数を出す。組んだペニントンがバックに回ると後方にテイクダウン。パウンド。立ったが裏投げで倒してまたパウンド。また立った。ペニントン、残り10秒で離してラッシュ。
最後の印象でペニントンが持っていったか。問題は2Rだが。
判定割れた。29-28アンドラデ、29-28ペニントン、29-28アンドラデのスプリットでアンドラデ勝利!
内容は互角だったが、常に前に出続けていた分、ケージジェネラルシップで上回ったか。