格闘技徒然草

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★UFC171:第6試合・デニス・バミューデス vs. ジミー・ヘッテス

フェザー級
TUF準優勝後、5連勝しているランキング12位のバミューデス。未だに前座でランク外の相手としか組まれないのが気の毒。今回もランク外のヘッテスが相手。
ヘッテスはカサレス、ナム・ファンに勝っている。12勝中11一本勝ちという極めが強い選手。
フェザー級ではトータルテイクダウン数1位が柔道バックボーンのヘッテスで、2位がD-1レスラーのバミューデス。ただし、ヘッテスはナム・ファン戦だけで半分以上の11回を稼いでいるが。
長身のヘッテス。頭ひとつ大きい。ヘッテスが大きいというよりバミューデスが小さいのか。パンチで出て組み付いたバミューデスはスラムでテイクダウンするが、すぐに立ったヘッテス。しかし再度タックル。受け止めたヘッテスだがバミューデス外掛けでまたテイクダウン。また立つ。パンチをヒットさせるヘッテスをまた倒した。すぐ立つヘッテスだが担ぎ上げてまた投げる。バミューデスのテイクダウン祭り。スタミナも使いそうだが。近距離でパンチを打ち込むバミューデス。ヘッテスは身長差を活かして膝を入れるがダブルレッグで投げたバミューデス。ようやくグラウンドで押さえこむとインサイドからパウンド。蹴って距離を作ったヘッテスだが、残り時間わずかでバミューデスがギロチン。しかしホーン。
1Rはバミューデス。トータルテイクダウン回数でもヘッテスを逆転。テイクダウンは取れているがダメージはそれほど与えていないのが気がかり。
2R。パンチで出て組み付いたバミューデス。倒せないと見ると離れてパンチ。首相撲から膝を入れる。ヘッテスもパンチを返すがまたタックルからテイクダウン狙いのバミューデス。ちょっと疲れてる?ダブルアンダーフックから足をかけてテイクダウンを狙うも倒せない。金網に詰めてパンチを打ち込むバミューデス。顔面にヒットし、マウスピースを吐き出して倒れたヘッテス。バミューデスパウンド。ストップかと思われたがガードを取って凌いだヘッテス。もぐりから脇を差して立つ。ヘッテスまたタックルからテイクダウン。立ったヘッテスがスタンドでバックを狙うと、一本背負いで投げを狙うバミューデス。しかし潰され上を取られる。四の字バックからパウンドを入れるヘッテス。ホーン。
2Rもバミューデス。
3R。すぐタックルで組んだバミューデス。押し込んで離れ際にパンチ。組んで膝をもらったヘッテスは飛び跳ねるように引き込み。ヘッテスが上からパウンドをとしていく。足を効かせて何とかディフェンスしているヘッテス。パウンドで削っていたバミューデスだが離れて立たせる。ヘッテスタックルを切られると引き込み。そうとう疲れてる。バミューデスのパンチをもらうと自ら仰向けに倒れて引き込む。バミューデス付き合わず立たせる。また膝を貰って仰向けに引き込んだヘッテスだが、戦意喪失とみなされレフェリーストップ。
余力はあったと思うが、ヘッテスは特に抗議なし。体力が残ってなくて心も折れていたか。バミューデスは終始圧倒していたが、けっこう疲れてもいた。ヘッテスが先に消耗してくれたから良かったものの、上のランクの選手が相手だと苦戦の要因になりそう。