ライト級。ランキング8位セラーニ vs. 12位バルボーザ。
アグレッシブなファイトで人気が高いセラーニ。しかしランキング上位の壁に跳ね返され、ここ2戦はランク外の相手との対戦に。が、エヴァン・ダナムに一本勝ち、アドリアーノ・マルチンスにはハイキックで失神KO勝ちと力の差を見せつけた。今回の相手はランカーだが、またも下位からの挑戦を迎え撃つ立場。
UFC史上に残るホイールキックKO勝利で注目を浴びたストライカーのバルボーザだが、次戦で代役UFC参戦のジェイミー・ヴァーナーにまさかのTKO負けでMMA初黒星。その後は3連勝だったが、前回はダニー・カスティーリョにまたも1Rダウンを奪われKO寸前まで追い込まれる。ピンチを凌いで残りのラウンドは打撃で攻勢を取り逆転勝ちしたところに成長が見て取れた。満を持してのランカー戦に臨む。
いきなりパンチを打ち込むバルボーザ。もらったセラーニだがタックルへ。耐えたバルボーザ。離れる。いつになくパンチが多いバルボーザ。左がヒット。セラーニがおとなしく見える。セラーニのパンチが入るが直後に打ち返す。セラーニのジャブが入ってバルボーザダウン！すかさずセラーニバックに回ってチョーク！タップアウト！
バルボーザはパンチで攻め込んだのが裏目に。もしかしたらけっこう打たれ弱いのかもしれない。セラーニはあれだけパンチを打ち込まれながら引かない気持ちの強さが勝利に結びついた。
