格闘技徒然草

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★UFN41:セミファイナル・フランシス・カーモン vs. C.B.ダラウェイ

ミドル級。
TUF7出身のダラウェイは中堅の中の中堅で、友達以上ランカー未満。UFC戦績8勝5敗。前回はTUFブラジル王者シーザー・フェレイラをパウンドで秒殺し、5年ぶりのKO勝利。レスリングがバックボーン。
トライスタージムのグラップラー・カーモンはUFC参戦以来6連勝をマークしたが、前回はより上位のグラップラーであるジャカレイに対し、一進一退の攻防の末、3Rにバックを奪われると抜け出せずに判定負けでUFC初黒星。現在ランキング10位。今回はフランス人のカーモンがホームリングで、ダラウェイにチャンスが与えられたというよりカーモンの再起戦で楽な格下をあてがわれたという感じ。
打撃戦。カーモン、強いミドルを入れていく。前蹴り。さらにジャブ。ノリノリで攻めていたカーモンだが、ダラウェイの左フックがヒットしてダウン!ダラウェイパウンド!シングルレッグでしのぐカーモンだが倒せず離れた。両者雄叫び。ダウンを喫したカーモンだが、意地になったかのように打撃戦を続ける。ダラウェイのパンチがヒット。効いてないとアピールするカーモン。残り1分でタックルに。テイクダウン成功。引き込んでギロチンを狙ったがサイドにつかれた。ホーン。
1Rはダラウェイ。
2R。また打撃で攻めるカーモン。キックで攻める。リーチが長いカーモンの距離で、ダラウェイの打撃は届かない。ボディを殴っていくダラウェイ。カーモンはすべてが強打。隙を突いたダラウェイが胴タックルでテイクダウン。カーモンは亀になり立ち上がると桜庭ロックを狙う。そのまま倒れこんで極めに行く。片腕で耐えているダラウェイ。外れた。今度は逆の腕にキムラ。強引すぎて外れる。ダラウェイはバックからチョークを狙うが時間がない。ホーン。
前半の打撃と、後半のサブミッション・アテンプトでカーモンか。ただずっとバックを取られていたポジションでダラウェイの可能性も。
3R。強キックを打ち込んでいくカーモン。ちょっと息が荒いか?距離があるとはいえガードが下がり気味。テイクダウンを狙ったカーモンだが倒せず。逆にダラウェイがシングルレッグでテイクダウン。疲れているカーモン。立ち上がるが、再びダラウェイがテイクダウンに来ると切りきれずに下に。ダラウェイマウント!亀のカーモンのバックに回るダラウェイ。カーモンは完全にガス欠。ポジションを変える余力がない。最後にキムラを狙ったがホーン。
判定30-27×2、29-28の3-0でダラウェイがアップセット勝利。ランキング入りを確実にした。