格闘技徒然草

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★UFN44:第7試合・クリント・ヘスター vs. アントニオ・ブラガ・ネト

ミドル級。
2008年・2011年にムンジアルを制したネト。ちなみに、現UFCファイターでムンジアル黒帯王者はジャカレイ、ヴェウドゥム、ゴンザガ、ロバート・ドライスデール、セルジオ・モラエスB.J.ペン柔術メインの活動のため、MMAは年1試合ペースだったが、昨年UFCデビュー。膝十字を極めて秒殺勝利を飾った。試合時間が短かったので良くわからなかったが、戦極旗揚げ戦の川村亮戦から打撃は成長したのだろうか。時を経て、UFC2戦目を戦うネトと同日に川村はパンクラスでミドル級王座防衛戦を行う。
相手のヘスターは元アマボクサー。TUF17ではチーム・ジョーンズのドラフト1位だったが、トーナメントは初戦で早々と敗退。しかし、UFCデビュー後は3戦全勝。
距離を取るヘスター。パンチを良く見ながらからタックルに入ったネト。ケージで耐えるヘスター。外掛けで足を刈ってテイクダウン成功。ネトの庭のグラウンドに。ハーフ。ケージを使って立つヘスターだが、ネトすぐにまたテイクダウン。ハーフから脇腹に膝。ヘスター下からキムラを仕掛けるが外れる。残り1分。押さえ込みながらパウンド&肘。意識を奪うほどの強さではないが削っていく。残り10秒でマウントを取るが攻める時間がなくホーン。
1Rはネト。
2R開始前に客を煽るヘスター。ボディブロー。ミドル。腹に意識を散らして右フック。スタンドだとネトは後手。ローで体が流れる。首相撲に捕らえようとしたが引き剥がされた。ネトタックル。シングル。切り返して上になったヘスターだが簡単にスイープして上をとったネト。マウント。残り2分近くある。ヒクソンクラッチから肘を入れるネトだが消耗しているのか威力がない。パウンド→チョークのコンボを狙ったが背を向けないヘスター。ハーフになるが肘。そしてキムラへ。10秒切ってる。極まらずホーン。
両手を上げて客を煽るヘスターだがここまで2R落としてる。
3R。KOするしかないヘスター、強烈なパンチとミドルを入れる。ネトはタックルから引きこもうとするが離れて距離を取るヘスター。ブレイク。大振りだが重いパンチを打ち込むヘスター。しかしバランスを崩して下になる痛恨のミス。ネトハーフからマウントへ。ブリッジで反転したヘスター。ネトはガードで下からしがみつく。肘を入れたヘスター。それより立ちたいが…。クロスガードで固めるネト。ようやく立ったが残り45秒。ボディ・顔面と打ち分けるヘスター。肘。ネトはタックル。ダブルレッグで倒した。ホーン。
3Rはヘスターだが…。
29-28、28-29、29-28のスプリットでヘスター。2Rは大差ではなかったがSherdogのジャッジは三者ネト。マウントを取ってから攻めが足りなかったのか。もったいない。