格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC178:第1試合・マニー・ガンバーリャン vs. コディ・ギブソン

バンタム級
WEC時代にジョゼ・アルドのタイトルに挑戦し、UFCでは小見川にも勝っているガンバーリャン。元々TUF5にライト級で参加し、決勝ではネイト・ディアスと対戦し敗れている。その後フェザーに転向し、10戦で5勝4敗1NC。今回からはバンタム級に。バックボーンは柔道と極真空手
ジュニアカレッジで2度のオールアメリカンを獲得しているレスラーのギブソンUFCデビュー戦は判定負けしたが、前回はジョニー・ベッドフォードにパンチでダウンを奪ってからのパウンドでKO勝ちし1勝1敗。
上から落としてきた割には体格のアドバンテージがないガンバーリャン。ギブソンがパンチをヒットさせて行く。顔面に入って少しグラついたガンバーリャン。リーチに勝るギブソンが距離を取りパンチを入れていき、ヒット数で上回る展開。ガンバーリャンが打撃を打ち込もうとしても距離を取られてしまいヒットしない。ギブソンの右ストレートがガードの合間を縫って顔面にヒット。ケージ際まで後退したガンバーリャンに首相撲から膝。ガンバーリャンタックルで凌ぐとテイクダウン。しかし立ったギブソンがヒジ。また首相撲から膝。ホーン。
1Rはギブソン。1勝1敗とは思えないほど動きがいい。
2R。キックを打ち込んでいくギブソンだが、ミドルがローブローになりけっこう長い中断。再開直後、ギブソンの右がヒットしガンバーリャンダウン!パウンド!立ったガンバーリャンだがケージまで詰めてパンチのラッシュ。打たれたままのガンバーリャンだがパンチを打ち返すとギブソンがタックルでテイクダウン。パウンドを打たれるがギロチンに捕らえて立ち上がるガンバーリャン。離れた。スピーディーなギブソンの打撃に対し、重いパンチで対抗するガンバーリャン。組んだギブソンがケージに押し込むが、ガンバーリャンシングルレッグでテイクダウン成功。立とうとしたギブソン。残り時間が20秒。ガンバーリャンはがぶりから引き込んで全力でギロチン。けっこうタイト。残り10秒を切ったがギブソンタップ!
ガンバーリャン逆転勝利。実質2連敗中でバンタム級転向し、第1試合という扱い。ここで負けたらこの先は相当厳しかったが、ワンチャンスで勝利を者にした。セコンドのロンダを呼び寄せると、ブライアン・キャラウェイを挑発。まあキャラウェイはトップランカーのアスンサオと来週対戦するし、第1試合で苦戦しているガンバーリャンが対戦するにはもっと実績が必要だと思うが。
ギブソンは敗れたがかなり良かった。ギロチンさえしのげば勝てていたかもしれない。惜しかった。