格闘技徒然草

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★UFC178:第2試合・ジョン・タック vs. ケヴィン・リー

ライト級。
ローカル6戦全勝1R決着でUFCと契約したタックだがUFC参戦後はすべて判定で2勝1敗。元PXCライト級王者でグァム在住。ニックネームは超サイヤ人
レスリングベースのケヴィン・リーは2011年にアマチュアMMAに出場した後からMMAのトレーニングを開始。翌年プロデビューし、1年半で7連勝してUFCと契約。UFCデビュー戦はTUF準優勝のアル・イアキンタに敗れてMMA初黒星。前戦はジェシー・ロンソンにスプリット判定勝ちしてUFC初勝利。
重いキックを打ち込むリー。首相撲から膝。振りほどいたタック。スタンドでバックを取ったリーが投げてテイクダウン。タック亀でディフェンスすると潜りから立ち上がる。しかしまた倒したリー。タックがガードから腕十字。一瞬入りかけるが腕を抜いたリーがパウンド。タックまた立った。押し込んで膝を入れるリーだがローブロー。再開。リーがまたパンチから押し込み。ホーン。
1Rはリー。
2R。リーがパンチを入れていく。押されているタックの蹴りがちょくちょくローブローになる。このラウンド2回めのローブローで1点減点。距離を詰めてきたリーに膝を入れるタック。リーはタックルに切り替える。ディフェンスしたタック。離れる。リーまたタックル。抱え上げて豪快にテイクダウン。サイドからガードに戻したタック。下からヒジ。リーは体を起こさずパウンドを入れる。タック三角。しかしリーディフェンス。腕十字へ。これも抜いた。テイクダウンしたリーだがグラウンドだと下のタックの方が攻めている。リーは密着してパうんちを撃ちこむだけ。とは言えタックも下からクロスガードのままで立ち上がる動きがない。残り20秒でブレイクするレフェリー。会場からはブーイング。打撃戦でホーン。
2Rもリー。減点もあるので10-8。しかしやや疲れ気味?
3R。ポイント的に逆転はありえないタックだがスタンドで劣勢。ハイキックをもらってケージまで後退するとリーがタックルでテイクダウン。リーパウンド。下攻めが得意なリーだが読まれているし厳しい。リーがパウンドで削る展開。タックは下から何とかしようとしているが、それより立ったほうが良いのでは。タック下のまま残り時間が減っていく。ホーン。
三者30-26でリー勝利。危なげない勝利。
タックは下からの極めが得意なのかもしれないが、今時それだけでは読まれているし、下からの極めで仕留められなかった時に立つという展開がないのがオールドタイプ。