格闘技徒然草

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★UFN60:第7試合・ダン・ケリー vs. パトリック・ウォルシュ

ミドル級だったがウォルシュが6.5ポンドの大幅オーバー。
元オーストラリアの柔道オリンピック代表のケリー。前回は37歳でのUFCデビュー戦をキムラで一本勝ち。スタンドではアグレッシブに打撃を打ち込み、寝技に持ち込むとあっさり極めてみせた。MMA8戦全勝だが、まだ未知数な部分も多い。
TUF19ライトヘビー級で参加していたウォルシュは今回からミドルに落とすはずだった。ただしライトヘビー級でも腹回りはかなり緩めで、ミドルが適正だと思われていたが…。UFC初戦はTUFキャスト同士の対戦でテイクダウンを何度も奪い判定勝ち。
前に出て右ジャブを打っていくウォルシュ。頭を振りながらパンチを打ち込んでいくと、ケリー劣勢になり下がる。ケリーもパンチを返すが手数で負けてる。ウォルシュのアウトボクシングが続く。最後にウォルシュがタックルでテイクダウン成功したものの、すぐホーン。
1Rはウォルシュ。
2R。ジャブを突いていくウォルシュ。ケリーも手を出していくがヒットしていない。右のダブルから左がヒット。ウォルシュがギアを上げてきた。ケリーはパンチを返すだけで何がしたいのかわからない。ウォルシュのタックルは切った。ウォルシュもパンチは出しているがクリーンヒットはない。終盤出たウォルシュをかわしてケリーがラッシュ。
手数ではケリーだったが。
3R。ケリーが手数を増やす。打ち合いだが両者倒す気配がないためブーイングが飛び始めた。ずっと展開が変わらないまま時間が過ぎていきタイムアップ。
29-28×2、30-27でケリー勝利。
まあどっちに入ってもいい展開で、手数だけならケリーかもしれないが、今後上で戦えそうな気配はまるでない試合内容だった。