格闘技徒然草

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★UFN64:セミファイナル・ジミ・マヌワ vs. ヤン・ブラホヴィッチ

ライトヘビー級。
MMA無敗・UFC3連勝中だったジミ・マヌワだが、前回はトップランカーのグスタフソンに当てられて初黒星。14勝中13KOのハードパンチャーだが、UFCでは相手選手の負傷等、ラッキーな形でのKO勝ちが多かった。現在ランキング9位。
相手のブラホヴィッチは地元ポーランドの一番人気選手。KSWでは元UFCファイターに4連勝。UFCデビュー戦はグスタフソンのチームメイト・イリル・ラティフィにKO勝ちした。今日はチャック・リデルリスペクトのモヒカンで登場。
パンチでプレッシャーを掛けるマヌワ。ブラホヴィッチ後退。組んで四つになり膝を入れるマヌワ。離れた。下がりながらも手を出すブラホヴィッチ。組むが押し込まれる。膝を入れるマヌワ。展開なくブレイク。マヌワのプレッシャーに圧されて下がってしまうブラホヴィッチ。カウンターでタックルを狙うが止められる。しかし逆に押し込んで膝。パンチを入れて離れた。前に出て狂うマヌワにパンチを入れるブラホヴィッチ。ホーン。
手数でややブラホヴィッチだが、プレッシャーをかけ続けたマヌワに入ってもおかしくない程度の差。
2R。やはり出てくるマヌワ。ブラホヴィッチはどうしても下がってしまうが、下がりながら手を出している。組んで四つに。膝の入れ合い。またケージ膠着。離れた。出てくるマヌワにパンチを入れるがマヌワが組んでまた膠着。ちょっと早めにブレイクをかけるレフェリー。残り1分。マヌワが出て行って左ボディからまた四つに。膝。ホーン。
このラウンドも微妙。しかし1Rマヌワに入れたジャッジはこのラウンドもマヌワだろうし、ブラホヴィッチに入れたらブラホヴィッチになる気がする。判定なら勝負は決まっている状態だが、両者戦略の変更はあるか。
3R。マヌワが圧を強めてきた。しかし四つに。膝を入れるマヌワだがブーイング。ブラホヴィッチ離れ際に左ハイ。しかしまた組み付いたマヌワ。ダブルレッグを狙ったが倒せず。ブレイク。残り1分。パンチを入れたブラホヴィッチ。マヌワも強いパンチを放つが空振り。残り10秒で激しくパンチを打ち込むマヌワ。タイムアップ。
両者勝利をアピール。マヌワは初の判定。
30-27×2、29-28でマヌワ勝利。
ブラホヴィッチは両手を広げて一瞬抗議のポーズを見せたがマヌワと健闘をたたえ合って退場。あれだけ下がりまくっていて自分が間違いなく勝ったと言い張るのは無理があるだろう。こういう時はオープンスコアの方がいいと感じる。