格闘技徒然草

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★UFC188:第3試合・フランシスコ・トレビーノ vs. ジョニー・ケース

ライト級。1月に組まれていた試合だが、トレビーノの負傷欠場により今大会に延期された。
トレビノはメキシコ生まれで4歳までメキシコに住んでいたメキシコ系アメリカ人。昨年3月のUFC171でデビューし判定勝ち。かつては120㎏ほどあり、減量のためにムエタイを始めた。MMA12戦全勝。
ケースは日本大会で徳留に一本勝ち。今年1月にはフランキー・ペレスにTKO勝ちして2連勝中。
相変わらず体がだらしないトレビーノ。腹肉の皮がだぶついている。ケースがパンチでプレッシャーをかけると後退。ケースがパンチを打ち込む展開。ケージに詰まったトレビーノ。脱出するがケースの攻勢が続く。トレビーノが伸ばした手がケースの目に入ってタイムストップ。今回は元コミッションのマーク・ラトナーVPがルールの補足説明を行っている。再開。組んで押し倒したケース。マウントを狙うが両腕で足をたたんで上になったトレビーノ。ケースは下からギロチン。そのままスイープして上に。トレビーノ、ガードから腕十字。浅い。ホーン。
1Rは打撃の攻勢でケース。
2R。ケースが打撃戦からタックルに入りテイクダウン。パスしてバックに回るとパウンド。ハーフバックからトレビーノが反転してハーフになるとケースギロチン。タイトだったが抜けた。今度はオモプラッタ。外したトレビーノが初めて上に。パウンドを落とすがケース立った。スタンドでの打撃戦からケースが簡単にテイクダウン。シングルバック。トレビーノが立ったところでホーン。と同時にブーイング。
2Rもケース。
3R。ケースが打撃で攻勢。ブーイングは守勢のトレビーノに対してか。ケースまたカウンターのタックルで簡単にテイクダウン。下からキムラを狙ったトレビーノだが極まらず。下から肘。腕十字を狙ったが読まれていてバックに回られる。股下から抜けて立ったトレビーノ。スタンドでバックに。ついたが、太ももを蹴るだけ。離れた。展開ないままホーン。大ブーイング。
三者ともフルマークでケース勝利。大歓声。入場時には地元選手に大歓声、相手にはブーイングを浴びせるメキシコの観客だが、試合内容がつまらないと地元選手に対しても容赦なくブーイングしていく。