格闘技徒然草

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★UFC188:第2試合・アウグスト・モンターニョ vs. カハル・ペンドレッド

ウェルター級。
モンターニョは地元メキシコ。前回メキシコ大会でUFCデビューしKO勝ち。キャリア唯一の敗戦となった現UFCファイターアルヴィ戦以降、6試合連続一本・KO勝ち中。15勝すべてでフィニッシュしているが、メキシコローカルでの試合は対戦相手のレベルに疑問が残る。
アイルランドのペンドレッドはマクレガーと同門でUFC3連勝中。しかし初戦はほぼKOされていた内容で、レフェリーの遅いストップに助けられての逆転勝ち。その後2戦も微妙な判定勝ちと、運にも助けられての連勝。格闘技のキャリアは柔道・テコンドー・キックがある。
遠目の間合いで蹴りで牽制する展開から、ペンドレッドがタックルに。ケージに押し込むが倒せず離れた。前蹴りで顔面を蹴り上げたモンターニョ。サークリングして遠い間合いを維持。ペンドレッドがパンチを打ち込むが距離を取られてヒットしない。ペンドレッドの大振りのフックが空振り。モンターニョ下がってかわすがスリップダウン。しかしすぐ立つ。距離を取って打ち合わないモンターニョに両手を広げて挑発するペンドレッド。モンターニョ飛び膝。受け止めたペンドレッドが押し込むがホーン。
判定は微妙。印象的な打撃はモンターニョだったが…。ケージジェネラルシップでペンドレッドに入ってもおかしくない。Sherdogのジャッジも2者イーブン、1者ペンドレッド。
2R。開始前にハーブ・ディーンがペンドレッドに消極的な戦いを続けると減点すると警告。モンターニョのパンチがヒット。スリップダウンしたペンドレッドだが立ち上がって押し込み。テイクダウン。がぶりに。モンターニョ立つが、ペンドレッド離さずまたタックル。スタンドでバックに回りテイクダウン。ギロチン。かかりが浅い。バックに回るがモンターニョ立った。しかしペンドレッドおいかけてすぐタックル。ホーン。
2Rはペンドレッド。
3R。打撃戦から押し込むペンドレッドだがモンターニョこらえて引き剥がす。サイドキックを打ち込むモンターニョ。ペンドレッドのタックルにテンカオ。しかしそのまま押し込んだペンドレッド。モンターニョは肘を入れて耐える。スタンドでキムラ狙い。ペンドレッドの離れ際にパンチを打ち込む。スタンドで打ち合わない両者。モンターニョは遠間からの蹴りばかり。会場はブーイングが飛び交うが、責任は地元のモンターニョにある。咬み合わないままホーン。
微妙だが3Rはモンターニョもあり。
三者29-28でペンドレッド勝利。この結果にブーイングが飛ばないところを見ると、試合中のブーイングも地元のモンターニョを非難するものだったか。