格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC212:オッズ/予想と展望

ジョゼ・アルド 1.71
マックス・ホロウェイ 2.20

クラウジア・ガデーリャ 1.33
カロリーナ・コバケビッチ 3.50

ヴィトー・ベウフォート 1.80
ネイサン・マーコート 1.87

パウロエンリケ・コスタ 1.47
オルワレ・バンボゼ 2.65

エリック・シウバ 1.77
ヤンシー・メデイロス 1.91

ハファエル・アスンサオ 2.60
マルロン・モラエス 1.48

アントニオ・カーロス・ジュニオール 1.47
エリック・スパイスリー 2.65

ジョニー・エドゥアウド 2.40
マット・ロペス 1.56

ユーリ・アルカンタラ 1.41
ブライアン・ケレハー 2.75

ビビアン・ペレイラ 1.77
ジェイミー・モーイル 1.91

ルアン・シャガス 1.48
ジム・ウォルヘッド 2.60

マルコ・ベルトラン 2.35
デイヴィソン・アルカントラ 1.57

会場はHSBCアリーナから名前を変えたジュネスアリーナ。同会場は、ブラジルでのUFCナンバーシリーズでは最多となる5回目の開催で、UFCブラジルの聖地ともいえる。
メインはフェザー級王座統一戦。アルドにとってはマクレガー戦以来、2回目の暫定王者との統一戦になる。マクレガー戦のオッズはほぼイーブン、前回のエドガー戦はアンダードッグだったかつてのP4P・アルドだが、今回は若干フェイバリット。30歳になってから最初の試合となる。
挑戦者は25歳のホロウェイ。ガーブラントより5か月若い、現UFC最年少王者。アルドにとっては、今までで最も年下の対戦相手となる。20歳のMMA5戦目からUFCに参戦し、戦績は13勝3敗。現在10連勝中。トータル16戦でテイクダウンを仕掛けたのは5回のみというストライカー。スタンドではパンチ主体で、蹴りは前蹴りやサイドキックなどが多い。キャリア初期はテイクダウンを奪われる場面も多かったが、ディフェンス技術が向上し、ここ3年はテイクダウンを許していない。組みついてきた相手には長身を活かしたギロチンという武器もある。
最後に敗れたマクレガー戦以来、打撃で上回る相手とは対戦していないホロウェイ。アルド戦も打撃で上回れるかが勝負を分けるだろう。身長ではホロウェイが10cm上回るが、リーチではアルドが上。両者テイクダウンは狙わない者同士であるが、強いて言うならアルドの方が仕掛ける可能性はある。純粋な打撃ではホロウェイが上と予想するが、アルドが最初から組みを混ぜていけば、選択肢が多くなる分、チャンスは広がる。
ホロウェイが勢いで王座を統一しそうな気がする。ホロウェイ判定勝ちと予想。
セミ前では生きる伝説の一人・ヴィトー・ベウフォートのUFC最後になるかもしれない試合。高い攻撃力と蓄積したダメージによる脆さで、2009年にUFC復帰して以来、13戦連続完全決着が続いている。勝っても負けてもほぼKO。しかし最近5戦では1勝4敗*1
ダメージ的にも引退はむしろ遅いくらいだと思うが、本人はUFCリリース後も現役を続ける意思を表明している。Bellatorあたりが興味を示しそう。
最後の相手は同じく歴戦のダメージでキャリア終盤に差し掛かっているマーコート。どちらが勝つにしてもKO決着は必至。
第1試合開始は4日朝7時半。速報します。

*1:前回の試合はKO負け後にガステラムのマリファナ検出によりノーコンテスト