格闘技徒然草

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★UFN111:第9試合・タレック・サフィジーヌ vs. ハファエル・ドス・アンジョス

ウェルター級。
柔術・空手がバックボーンの元SFウェルター級王者サフィジーヌ。昨年末にはドンヒョン相手に手数で上回ったものの、ジャッジはアグレッシブに攻めたドンヒョンを支持し判定負け。メディアスコアでは大半がサフィジーヌを勝利にしていた。
元ライト級王者のRDAはこれがウェルター級転向初戦。連敗と減量苦が原因の階級転向だが、体格的に不利が予想されるだけに、変更が吉と出るかは未知数。
両者ともシンガポールのイヴォルブでトレーニングしており、シンガポールはある意味ホーム。
左ミドルからパンチを入れたRDA。またミドルを入れたが軸足を払われて下に。ハーフ。下からキムラ。外れたがRDAはディープハーフで潜った。返されないサフィジーヌだがRDA立った。サフィジーヌはケージに押し込み首相撲。肘で引き剥がした。距離を詰めるRDA。パンチ・ミドルを出していく。組み止めたサフィジーヌだがRDAがケージまで詰めると押し込みからダブルレッグに切り替えテイクダウン。立とうとするサフィジーヌにキムラ。しかし立って振りほどいたサフィジーヌ。プレッシャーをかけるRDA。飛び膝。サフィジーヌ組みついたがRDAが四つ組みで組み勝っている。サフィジーヌ引き剥がしたがRDAパンチを打ち込んでいく。右ボディ。さらに顔面にヒット。ホーン。
1RはRDA。階級を上げても体格負けはしていない。
2R。またすぐ前に出てくるRDA。サフィジーヌも出てくる所にパンチを合わせていく。サークリングしてケージに詰められないようにしている。パンチで出たRDAだがサフィジーヌ入れ替えた。RDAは首相撲からタックルに切り替え。持ち上げたが倒されず離れたサフィジーヌ。サフィジーヌちょっとパンチが大振り。また首相撲に捕らえるRDA。がぶった。がぶりから肩口に膝を入れる。離れた。パンチを入れるRDA。サフィジーヌ下がり気味。サフィジーヌがタックルに。シングルレッグに入るががぶられる。崩して立ち際に殴ったRDA。ホーン。
2RもRDA。
3R。ミドルを入れるRDA。サフィジーヌ右ハイ。しかしまた圧されて下がる。前に出ながらロー・パンチを入れていくRDA。サフィジーヌ首相撲から押し込んだが、すぐに入れ替えるRDA。離れると強烈なロー。ミドル。ミドルをもらって下がったサフィジーヌ。パンチを打ち返しヒットしたが下がる。サフィジーヌまた組むとシングルレッグ。が、今日は全く倒せる予感がない。会場からも休んでいるだけに見えるのかブーイングが起こる。ギロチンに抱えられ離れた。パンチで攻めていくサフィジーヌだがRDAも打ち返しタイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でRDA勝利。
ライト級時代と変わらない戦いぶり。パワー負けもしなかったし、今後に自信が持てる内容だった。