格闘技徒然草

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★UFC219:第4試合・マイルス・ジュリー vs. リック・グレン

フェザー級。ジュリーはランキング15位。
ジュリーは日本大会で五味に秒殺KO勝利した後、ドナルド・セラーニに敗れてMMA初黒星。フェザーに落としたが、初戦は相手のシャーウス・オリヴェイラの体重オーバーによりキャッチウェイトとなり一本負け。ちゃんとしたフェザー級でのデビュー戦となった前回はテイクダウンからバックマウントを奪っての肘連打でKO勝利。ブラジリアン柔術とジュリー柔術の黒帯というグラップラーだが、勝利の半分はKOで打撃も強い。
リック・グレンは元WSOFフェザー級王者。UFC初戦のみ直前の代役出場でライト級で出場し判定負けしたが、その後はフェザーに戻して2連勝中。WSOFではDREAMで高谷に勝っているジョージ・カラカニヤンに判定勝ちしてタイトルを獲得した。ボクシングがバックボーンのストライカー。UFCデビュー戦まではコストコで働いていた。
四つに組んでケージに押し込むジュリーだがグレン入れ替える。離れたジュリー。ミドルの蹴り合い。ジュリーのミドルが入るが、そこにタックルを合わせたグレン。倒したが、倒された勢いを利用して転がり上を取るジュリー。グレン立ってスタンドに。蹴りの間合い。タックルで飛び込もうとしたグレンにカウンターのパンチを入れたジュリー。シングルレッグを狙ったグレンだが切られる。ジュリー飛び膝。グレンまたタックル。そのまま押し込むがホーン。
1Rはジュリー。
2R。飛び込んでいくグレン。間合いを詰めてパンチを打ち込むがジュリーはクリンチ。離れる。ジュリーの蹴りをキャッチしたグレンだが、ジュリーは振りほどいて前転して離れる。組みついたジュリー。ケージに押し込むと脇をくぐってスタンドでバックに回った。投げの打ち合い。両者こらえる。ジュリーボディロックからテイクダウン成功。倒した瞬間にマウント。亀になったグレン。立とうとするがジュリーハーフバックに捕らえる。フルバックを狙うが足を絡ませないグレン。しかし下になりガードを取る。足で距離を取ろうとするグレンだがジュリー立たせない。グレン下のままホーン。
2Rもジュリー。
3R。KOが必要なグレンがパンチで出ていくが、ジュリーが距離を取りカウンターを入れていく。組んで押し込むグレン。離れてまたパンチを入れるが、ジュリーは間合いを取り打ち合わない。グレンが近づいてくると四つに組み止めてクリンチ。思うように攻められないグレン。ジュリーテイクダウン。パウンドを打ちながらパスを狙うがタイムアップ。
勝利アピールするグレン。
判定三者フルマークでジュリー勝利。
フィニッシュの予感はなかったが危なげなかった。