格闘技徒然草

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★UFC219:第5試合・カリル・ラウントリー vs. ミハエル・オレクシェイチュク

ライトヘビー級。
ラウントリーは20歳の時に135kgあり、減量のためにMMAを始めた。MMA4戦全勝でTUF23に出場し、一回戦で一本負けしたが、相手の負傷によりトーナメントを勝ち上がり準優勝。TUF決勝と現在のランキング14位・タイソン・ペドロには敗れたが、その後2戦は1RKO勝ち。前回はパウンドでKOした後、倒れている相手に近づいて無表情で見下ろすというサイコな行動を見せた。
ポーランドのオレクシェイチュクは22歳でこれがUFCデビュー戦。6歳からMMAの練習をしているとのことだが、プロMMAキャリアは3年。すべてがポーランドでの試合で12勝2敗(うちKO勝利が8)。ポーランドのメジャーイベント・KSWには出場経験がなく、ローカルイベントでタイトルを獲得している。
強烈なパンチを打ち込むラウントリー。右ミドル。オレクシェイチュクもミドルを返す。ラウントリー、パンチがやや大振り。フルスイング。オレクシェイチュクがシングルレッグに。ケージで耐えるラウントリーだが倒された。しかしギロチン。が、パスされそうになったためケージまで移動して立つ。スタンディングでギロチン。力を入れたが決まらず。離してパンチ・膝を打ち込むラウントリーだが、ギロチンで力を使いすぎたのか、早くもガス欠。オレクシェイチュクのパンチがヒットする。ラウントリー打ち返すがもうスロー。オレクシェイチュクのパンチをもらってケージまで後退。ボディ・顔面にオレクシェイチュクのパンチがヒット。疲れているが手を出していくラウントリー。ホーン。
1Rオレクシェイチュク。
2R。パンチ・膝で出ていくラウントリー。1Rよりは回復しているが、すべてが強打であっという間にスタミナ切れ。ガードが下がる。パンチが手打ち。それでも手は出しているが。ローを蹴るオレクシェイチュク。左ボディ。手数で押すオレクシェイチュク。ラウントリーも打ち返しているが劣勢。ホーン。
2Rオレクシェイチュク。しかしラウンド終了後、ケージのふちに突っ伏す。オレクシェイチュクも疲れている。
3R。パンチを打ち込むラウントリーだがオレクシェイチュクのシングルレッグが切れずテイクダウンを許す。クローズドガード。パスを狙うオレクシェイチュク。防いでいたラウントリーだがパスを許しサイドを取られた。サイドからバックに回りチョークを狙ったオレクシェイチュクだがラウントリーは向き直って外す。ハーフになるとオレクシェイチュクはキープしながらコツコツパウンド。ラウントリーは返す余力なし。タイムアップ。
判定フルマークでオレクシェイチュク勝利。