格闘技徒然草

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★UFC220:第6試合・カイル・ボクニエク vs. ブランドン・デイヴィス

フェザー級
地元マサチューセッツ生まれ・ボストン在住のボクニエクがプレリムメインに登場。UFCでは1勝2敗。UFCデビューから2戦は接戦だったが、前回はジェレミーケネディに8回もテイクダウンを奪われ、4回もパスされる一方的な内容で判定負け。30歳だがプロデビューは4年前と遅くMMAのキャリアもまだ10戦目。
8月のコンテンダーシリーズで判定勝ちしてUFC参戦を決めたデイヴィス。フィニッシュはできなかったが、終始アグレッシブにパンチで攻めたことで、試合後にはダナ・ホワイトからスタンディングオベーションが送られた。

スタンドで距離を取りサークリングするボクニエク。デイヴィスの前蹴りをキャッチしてタックルに。シングルレッグから倒したが、押さえ込む前に立たれた。しかしなおもテイクダウンを狙うボクニエク。また倒したがすぐ立つデイヴィス。しつこくタックルにいくボクニエク。スタンドでバックに回るが倒せず。ホーン。

バックを取っていたがコントロールしていただけのボクニエクより、打撃のヒット数でデイヴィスのラウンドか。

2R。また距離を取るボクニエク。デイヴィスが前に出てパンチを入れていく。ボクニエクはサークリング。時々飛び込んでパンチを出すが打ち合わない。前に出てタックル。しかし膝を入れられ離れる。デイヴィス、プレッシャーをかけてはいるが実際のパンチのヒットはそれほどでもない。前に出てバックブローをかわされたデイヴィス。ボクニエクタックルに入るが引き剥がされた。最後にタックルに入ったボクニエクだがホーン。

2Rデイヴィス。

3R。やはり距離を取るボクニエク。デイヴィスも芸がなく前に出るだけでサークリングされる。ボクニエクタックル。ケージ際で倒したボクニエクだが、デイヴィスすぐリカバリーして立った。ボクニエクちょっと疲れてる?ガードが下がってる。デイヴィスは打ってこいと挑発するが…。前に出たボクニエクにカウンターのタックル。倒したがすぐ立たれた。残り1分。ボクニエクまたタックル。倒せず離れた。最後にパンチで出たボクニエク。タイムアップ。

3Rも打撃のヒット数自体は差がない。

29-28×2、30-27の3-0でボクニエク勝利。打撃のヒットで差がなかった分、タックルからコントロールしたのが評価されたか。地元だからブーイングもなかったもののあまり褒められた内容ではなかった。