格闘技徒然草

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UFC131:第5試合・ニック・レンツ vs. デイヴィッド・ティーマー

ライト級。

レンツはフェザーからライトに上げて3勝1敗。UFC10年目の33歳。前回は元Bellatorライト級王者のウィル・ブルックスから得意のギロチンで6年半ぶりの一本勝ち。D-1レスラー。

ティーマーはメインカードに出場するダニエル・ティーマーの弟で、UFCには先にデビュー。兄同様、MMAデビュー前にキックで活躍し、39勝(11KO)2敗の戦績を残している。UFCデビュー以降4連勝中で、元暫定王者ファーガソン相手に善戦したランド・ヴァンナータと打ち合いの末に勝利しているが、前回はスタンドでサークリングし続けるという消極的な内容での判定勝ち。

前に出てきたレンツに左フックを合わせたティーマー。レンツぐらついて両手をついたがすぐ立った。また出ていくレンツ。ティーマー距離を取って離れる。ティーマーのミドルにタックルを合わせたレンツ。ボディロックして投げたがティーマーすぐ立つ。なおもボディロックから倒したレンツだが、またすぐ立たれた。アイポークをアピールしたレンツだがレフェリー続行を指示。ミドルを入れるレンツ。ティーマーバックスピンキック。ワンツーロー。ホーン。

1R手数は五分だがニアダウンがあったので1Rはティーマー。 

2R。距離を取りレンツが出てきたところにカウンターを狙うティーマー。レンツタックル。切って離れるティーマー。レンツが出るが間合いを詰めさせないティーマー。静かな展開が続く。レンツも手を出しているが、ティーマーが距離を取るためヒットせず。ホーン。

2Rもティーマー。

3R。ティーマーのヒット&アウェイ。ティーマーのヒットにレンツも打撃を返しているがアウェイされて届かない。ティーマーも手数を増やすのが目的で倒しに行く感じはない。レンツタックルで組み付きボディロック。投げを狙うと若干ケージに手をかけてこらえたティーマー。レンツギロチンに捕らえて引き込み。そのまま後方に投げたが立たれた。ティーマーのヒット&アウェイが続く。レンツは手が出なくなった。ティーマーの前蹴りがレンツの顎にヒット。タイムアップ。勝利をアピールするティーマー。レンツもアピールするが…。

判定30-27×2、29-28の3-0でティーマー勝利。さっさとケージをあとにするレンツ。タイムアップ時の勝利アピールはなんだったんだ。

ティーマーこれでUFCデビューから5連勝になったが、本人の試合後のハイテンションと会場の雰囲気の温度差くっきり。すっかりつまらないスタイルで完成されてしまった。次はゴリゴリのレスラーと当ててほしい。