ファイト・オブ・ザ・ナイト:該当なし
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:マルロン・モラエス、グレゴール・ギレスピー、ナザニエル・ウッド、ベン・サンダース
メインはモラエスが2試合続けての秒殺KO勝利。タイトル戦線の盛り上がりを考えたら、UFCとしては地元でUFC無敗のリベラの勝利を期待していたのかもしれないが。
モラエスは初戦でいきなり地味に判定負け、2戦目は勝ったが地味に判定勝ちだったが、ここ2戦はようやくWSOF時代のフィニッシャーぶりが見られるようになってきた。他団体の選手はUFCになれるまで3,4戦くらいかかるのだろうか。
セミのギレスピーはノーランカー同士ながら、4連勝中のピチェルに全く危なげなく完勝。中堅クラスは相手にならないことを示したので、ランカーとの対戦を前にランキング入りするかもしれない。まだまだ底が見えない。
第1試合では、ジャレッド・ブルックスがUFCデビュー以来最もいい動きを見せていたが、まさかのセルフKO。トーレスも終始劣勢で、ときおり見せるパンチくらいしか見せ場がなかったので、若手のプロスペクトの対戦はどちらも評価が上がらないという内容になってしまった。ただ、ブルックスの自爆までは第1試合とは思えないいい内容だったので、数年後両者が上位ランカーになった時の再戦に期待したい。