格闘技徒然草

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UFC on ESPN+3:ボーナス発表/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:該当なし
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:アゴ・サントス、ステファン・シュトルーフ、ミハエル・オレクシェイチュク、ドワイト・グラント

事前の感想では、カード的にはいかにも地方大会(アメリカ以外の大会)感のあるラインナップだと思っていたが、実力は十分あるのに人気はいまいちのためアメリカでは使われない選手が多く、結果的にはレベルの高い試合が多く見られて良かった。

メインはチアゴ・サントスがKO勝ち。ライトヘビー級初戦は同じミドル級の相手だったが、マヌワとブラホヴィッチに連勝したのではもう堂々たるタイトル挑戦者候補。来月タイトルに挑戦するアンソニー・スミスもミドル級ではランカーにもなれない中堅ファイターだったし、ストライカーだとミドル級の選手がライトヘビー級でも通用するというのはありそう。ただ、JJに勝てるかと言うと話は別だが。

ピョートル・ヤンはスピードで撹乱するダドソンをプレッシャーをかけることによってケージを背負わせて封じ勝利。ダウンを喫してUFCで初めてピンチを迎えたが、慌てること無くリカバリーした。次の試合でトップランカーと対戦して、勝ったらタイトルマッチが見たいが、バンタム級は王者ディラショーのフライ級タイトルマッチ敗退によって渋滞しているのですぐには見られないのが残念。

プレリムでは連勝中の地味強2人が地味なままノーランカーに潰され連勝ストップ。特にプラゼレスに勝ったナウルディエフは代役でのUFCデビュー戦ながらアグレッシブな攻めで今後に期待できそう。