ライト級。
UFC9勝4敗1分けのダリウシュ。柔術黒帯・色帯ではノーギ世界王者にもなっている。UFCデビューから10戦は8勝2敗とハイアベレージで、現ランカーのジェイムス・ヴィックにも勝っているが、そこから3連敗。前回、UFCデビュー戦のチアゴ・モイゼスに判定勝ちながら完勝して、2年ぶりの勝利を挙げている。
中堅ドーバーは最近6戦で5勝1敗(負けた相手はオリヴァー・オウビン・メルシェ)。お隣ネブラスカ州の出身。柔術・ムエタイのバックボーンがあり、ムエタイではアマの世界王者になっている。
勝った方が中堅を卒業しランカーとの対戦に駒を進めることができる試合。
組んで押し込んだドーバーだがダリウシュ入れ替えるとクラッチしてテイクダウン狙い。倒せず離れた。ローを入れるダリウシュ。ドーバーがパンチラッシュ。ちょっともらったダリウシュ。クリンチで凌ぐ。離れた。距離を取りジャブを入れていくダリウシュだが、ドーバーがすぐに間合いを詰めてくる。ドーバーの左が顔面を捕らえた。ダリウシュまた組んで凌ぐ。クラッチしてテイクダウンを狙ったが倒せず。首相撲に切り替えたがドーバーがアッパーで引き剥がした。のこり1分。四つからテイクダウンを狙うダリウシュ。ドーバーはケージでこらえる。入れ替えるとパンチを入れて離れ、すぐにまたパンチで飛び込んでくる。ドーバー飛び膝。ホーン。
1Rドーバー。
2R。同時に放った蹴りが相打ちとなりダリウシュがスリップダウン。すぐ起き上がりタックルに切り替え。尻クラッチからテイクダウン成功。ハーフで押さえ込んだダリウシュ。足を抜いてマウント。パウンド・肘。起き上がり脱出しようとしたドーバー。抜け出せないがハーフに戻すものの、すぐに足を抜かれてマウントに戻る。また肘をもらった。亀になったところでバックマウント。バックから腕十字に切り替えたダリウシュだがすっぽ抜けて落ち、逆にバックを取られる。スイッチで正対するとテイクダウンしたダリウシュ。ハーフからキムラを狙う。ハーフの足が抜けて後三角。抜けかけているがそのまま腕を極めドーバータップ!
1Rは苦戦したダリウシュだが寝技では実力差があった。