ヘビー級。イワノフはまだUFC0勝1敗だがランキング15位。
コンバットサンボでヒョードルの連勝をストップし、戦極では藤田に判定勝ちしたイワノフ。その後Bellatorではヘビー級トーナメント決勝まで勝ち進んだが、アレキサンダー・ヴォルコフに一本負けでMMA初黒星。その後はWSOFに参戦し、初戦でタイトルを獲得すると、その後も全勝。PFLの100万ドルトーナメントには参戦せずUFCと契約したが、ジュニオール・ドス・サントスには距離を取るJDSを攻略できず、4年ぶりの黒星を喫している。
3年ぶりの試合となるロズウェル。地味な中堅選手だったロズウェルが、アリスターやジョシュといったビッグネームを倒し4連勝でタイトルコンテンダーとなったところでJDSに距離を取られる展開で判定負け。次の試合前には禁止薬物検出で2年の出場停止となり、キャリアの絶頂期を無駄にしてしまった。
プレスしていくのはロズウェル。イワノフ下がる。ローで足を払われスリップダウンしたイワノフだがすぐ立つ。ロズウェル出てイワノフがケージを背負いサークリング。ハイからパンチで飛び込んだ。出てくるところにパンチを合わせるイワノフ。ロズウェルの左がヒット。一瞬動きが止まったイワノフ。パンチで弾幕を張って凌いだ。下がり続けるイワノフ。プレッシャーをかけているロズウェルも手数は少ない。間合いが詰まるとようやくパンチを打ち込んでいく。ホーン。
1Rロズウェル。
2R。1R同様前に出ていくロズウェル。イワノフ下がりながらもジャブを出していく。お互いヒット数が増えてきた。ロズウェルのワンツーがヒット。距離を詰め連打。イワノフも打ち返し打ち合いに。ペースを変えないロズウェル。残り1分。ケージに詰めて連打を入れたがイワノフはサークリングで脱出。ホーン。
2Rロズウェル。
3Rも出ていくロズウェル。イワノフ下がってはいるが手を出している。しかしちょっと消耗しているか。ロズウェルがアイポークとローブローを連続。確かにヒットしていたが、アピールするイワノフも闘志が衰えてきているか。パンチで出るロズウェル。右ストレートから左ボディ。良くも悪くもペースが一定のロズウェル。前に出続ける。残り20秒でイワノフのパンチが入りようやく手数を増やすが、ロズウェルが右ハイからパンチを打ち返してタイムアップ。
三者29-28でイワノフ勝利。
ヒット数だけを見たら1,2Rはほぼイーブン。ロズウェルがずっと前に出続けていたのは評価されなかったか。
Blagoy Ivanov def. Ben Rothwell :: UFC on ESPN+ 4 :: MMA Decisions
メディアのジャッジは若干イワノフを支持した者がいたものの、ほぼロズウェル支持。
