格闘技徒然草

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UFC on ESPN+9:第4試合・ノーディン・タレブ vs. カイル・プレポールク

ウェルター級。

フランス生まれだがカナダ在住でトライスタージム所属のタレブ。UFC戦績6勝4敗でここ2戦はいずれもフィニッシュされての連敗中。37歳ということもあり後がない。

本来はシアー・バハドゥルザダと対戦予定だったが、バハドゥルザダが試合1週間前に負傷欠場。地元のプレポールクが代役でUFCデビューする。29歳でMMA12勝5敗とローカル戦績もそれほど良くはなく、本来はライト級の選手で、直前の代役でなければUFCとの契約はなかっただろう。地元オンタリオ州MMAイベント・BTCでは160ポンド級の王者になっている。

打撃戦。タレブ右ハイ。プレポールクもパンチで出る。お互い間合いの少し外から一歩踏み込んで打撃を入れていく。タレブの右ハイはガードするプレポールク。タレブ右ミドル。プレポールクミドルから前に出てパンチを打ち込む。残り1分。前に出たプレポールクに右フックをあわせたタレブ。ホーン。

1Rタレブ。

2R。圧を強めてきたプレポールク。タレブは再三右ハイを打ち込んでいく。出てくるプレポールクに右フックがヒット。プレポールク間合いを詰めていくが逆に打撃をもらう展開。ガードの上から右ハイ連打を入れるタレブ。前蹴りで脇腹が赤くなっているプレポールク。タレブ優勢の打撃戦のままホーン。

2Rタレブ。

3R。やはり出ていくプレポールクだが、先にタレブの蹴りをもらう展開が続く。飛び込んでのパンチもかわされる。蹴りの間合いでの展開が続き、プレポールクが一方的に蹴られ続ける。パンチで出ても距離を取られヒットせず。残り20秒でローを効かされたプレポールク。なんとかごまかして逃れる。タイムアップ。

三者フルマークでタレブ勝利。

KOする気配はなかったものの、危なげなく完勝。