格闘技徒然草

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UFC on ESPN3:第3試合・ダルチャ・ランギアムブーラ vs. ダクアン・タウンゼント

ライトヘビー級。

南アフリカのEFCワールドワイドでヘビー&ライトヘビーの二冠王となっているランギアムブーラ。ニックネームはそのままチャンピオン。MMA9勝1敗の33歳で、身長178cmはライトヘビー級にしては小柄。コンゴ共和国生まれで、8歳から柔道を始め、22歳から25歳までは柔道のナショナルチーム入りしていた。2016年にはADCCのアフリカ予選で優勝している。MMAデビューは2014年。これまで世界レベルの相手とは戦っておらず、実力は未知数。

タウンゼントはジャスティン・レデットの代役で試合3日前に出場が決まった。ランギアムブーラと同じ33歳だがキャリアは3倍近い21勝8敗。デビューからずっとウェルター・ミドルで戦い続けていたが、去年からライトヘビー級に転向。しかしどローカルで3戦して2勝1敗では、本来UFCに呼ばれるレベルではない。

元ヘビー級のランギアムブーラより元ウェルター級のタウンゼントの方が大きい。意外と鋭いジャブを出したタウンゼント。両者ジャブで距離を測るが、ランギアムブーラがパンチ連打で飛び込む。またジャブから飛び込んだランギアムブーラ。カウンターが入ったのか膝をついたランギアムブーラだが、そのまま組んでケージに押し込む。四つから投げた。きれいに投げたが立たれる。また押し込みから大内テイクダウン。倒した。ケージを使って立とうとするタウンゼント。立った瞬間にダブルレッグでテイクダウンしたランギアムブーラ。ガードを取るタウンゼント。ランギアムブーラはパウンド。しかし手数が少なく上になっているだけ。タウンゼントも返せないままホーン。

1Rランギアムブーラ。

2R。パンチで飛び込みタックルにつなげたランギアムブーラ。ダブルレッグでテイクダウン成功。ケージ際で立とうとするタウンゼント。立った瞬間に投げてまた倒したランギアムブーラ。ハーフからパウンドを落とすがガードに戻された。タウンゼント、下から立つ動きなし。ランギアムブーラも体を起こさないままのパウンドのみ。残り15秒でブレイクがかけられる。タウンゼント飛び膝。ホーン。

2Rランギアムブーラ。

3R。ランギアムブーラパンチで飛び込むともらったタウンゼントダウン!そのままマウントを取ったランギアムブーラがマウントから肘のラッシュ。頭部に連続でもらうタウンゼントを見てレフェリー止めた。

UFCデビュー戦で快勝したランギアムブーラだが、相手のレベルが良くわからないので評価は保留。グラウンドでもうちょっとアグレッシブに攻めてもいいと思ったのだが、UFC初戦で力を出し切れていなかっただけなのかは不明。