ライトヘビー級。
ミドル級ではランキングにも入っていたスマイリンことアルヴィー。ハードパンチャーだが減量が厳しくライトヘビー級に。階級変更後2連勝したが、そこからホジェリオとジム・クルートに連続KO負け。
2月に代役でUFCデビューしたアブレウは、準備期間が十分あったにもかかわらず体重オーバー。試合は終始消極的で、判定負け濃厚な3Rにも自ら出ていかず。ローカル時代は一本勝ちの多いグラップラーだったが、UFCデビュー戦では一度もテイクダウンを取れていないので寝技の実力は不明。
スタンドでプレスしていくアブレウ。組んでケージに押し込んだがアルヴィーが入れ替える。更に入れ替えたアブレウが膝を出したがローブローになりブレイク。再開。またアブレウ組んで押し込み。四つからテイクダウン狙い。入れ替えると肘を入れて離れたアルヴィー。ジャブを入れるがアブレウの左がヒット。さらに右ミドル。両者手数が少ない。終盤ようやく両者のパンチがヒットしスウィングする展開に。パンチで出たアルヴィーに首相撲から膝を入れるアブレウ。ホーン。
1Rは微妙。
2R。スタンドでプレスするアブレウが大振りの右を打ち込んでいく。飛び膝。アブレウタックル。テイクダウン。バックマウントに。反転したアルヴィーに下から肩固め。外れてパウンドを落とすアルヴィー。アブレウはホールドしてディフェンスすると立って離れる。プレスするアブレウ。組んだアルヴィーがボディに膝を入れたが離れる。ホーン。
2Rはアブレウか。
3R。アルヴィーはカウンター待ちなのか手数が少ない。アブレウも慎重で見合いが続くが、蹴りを当てているのはアブレウ。アルヴィープレスしていく。ケージに押し込みクリンチしてパンチ連打。アルヴィー自らは手を出さない。両者明確にラウンドを取っていないが勝負に行かずタイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でアブレウ勝利。
露骨にビックリした表情を見せて頭を抱えしゃがみ込むアルヴィーだが、明確に取っているラウンドがないのでは文句を言う資格もない。