格闘技徒然草

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UFC on ESPN4:第6試合・ラケル・ペニントン vs. アイリーン・アルダナ

女子バンタム級。ペニントン6位、アルダナ10位。

4連勝した後、1年半のブランクを経てアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したペニントンだが、一方的な展開でKO負け。さらに元フェザー級王者ジャーメイン・デ・ランダミーにも体重オーバーした上に判定負けし連敗中。ランキングも2位から6位まで下がった。

テキサスから近いメキシコ出身のアルダナはInvicta時代は4勝1敗で、4勝はすべてフィニッシュ、1敗はトーニャ・エヴィンガーとの暫定王座決定戦。UFC参戦後は2連敗したが、そこから3連勝中。前回はタイトル挑戦経験のあるベチ・コヘイアに寝ても立っても優勢で最後は腕十字で一本勝ち。

ジャブを打ち込むペニントン。アルダナもジャブで攻める。お互い単発のジャブの打ち合い。積極的に手を出しているアルダナだが攻めが単発。連打を入れるのはペニントン。しかしアルダナは終盤ギアを上げてきて連打もヒット。ホーン。

1Rは手数でほぼ五分。ややアルダナの終盤の攻勢が上回ったか。

2R。また積極的に手を出していくアルダナ。ジャブから右を打ち込む。ペニントンもペースを握られないように打ち返すが、リーチにまさるアルダナが距離を取りかわす。前に出るアルダナにタックルを仕掛けたペニントンだが切られる。しかしペニントンの右がヒットしアルダナ後退。アルダナが出るとペニントンが四つに組む。ケージに押し込んだが膝を入れるアルダナ。ペニントンタックルに。ディフェンスしているアルダナ。入れ替えると膝を打ち込む。ペニントンは離れてパンチを入れるとまたタックルに。ディフェンスするアルダナ。こらえながらパンチを入れる。残りわずかでペニントンが放してパンチのラッシュ。ホーン。

2Rもややアルダナ。

3R。アルダナのローをキャッチしたペニントン。軸足を刈ってテイクダウン。パスを狙うがハーフから外ヒールを仕掛けるアルダナ。浅い。そのままバックを狙うアルダナ。カーフスライサーになりそうな体勢。ペニントンは足を解除しようとするが深くフックされていてはずせず。しかしカーフスライサーも浅く決まっておらず、ペニントンはパウンドを入れる。足が外れた。上になっていたペニントンが肩固めへ。ディフェンスし亀になるアルダナ。また足関狙いだがもう時間がない。タイムアップ。

3Rはペニントンだが、1,2Rが微妙。

29-28、28-29、29-28のスプリットでペニントン勝利。微妙だったが特に抗議する様子がないアルダナ。