女子フライ級。マーフィー10位、ボレラは12位。
マーフィーはバンタム級でUFCと契約していたが、階級を下げTUF26のフライ級王座決定トーナメントに出場するとまさかの一回戦負け。UFC本戦ではトーナメント準決勝まで勝ち上がったバーブ・ホンチャックにスプリット判定勝ちし、初期ランキングでは3位だったものの、次戦で幻の決勝進出者ユーバンクスにテイクダウンで攻められる展開で敗戦。その後は他の階級から転向してくる選手が増えたため、ランキングも急降下している。
イタリアのボレラはUFC初戦では同じデビュー戦の相手に秒殺一本勝ちしたが、その後はいずれも膠着し盛り上がらない試合で1勝1敗。ATT所属でバックボーンは柔道。
飛び込んで連打を入れるマーフィー。ボレラも距離を取り様子見しつつ、間合いが詰まると連打を入れる。マーフィーの左がヒット。間合いを詰めていくマーフィー。ボレラ圧されてケージ際まで下がりサークリング。ボレラが首相撲に捕らえる。そのままケージに押し込むが、逆に首相撲に捕らえたマーフィーが膝を入れて離れる。ホーン。
両者スタンドで明確な差がない。どちらも自分が負けていると計算して戦ってほしいところだが、得てして両者とも勝っていると判断しがち。
2R。マーフィーが圧を強めて来た。打撃戦からボレラがタックル。テイクダウン。ハーフからパウンド。しかしマーフィーは起き上がりタックルで押し込みながら立つ。ボレラはギロチンに抱える。放した。押し込みながらパンチ・膝を入れるマーフィー。残り1分。押し込まれるままのボレラ。そのままの体勢でホーン。
2Rはマーフィー。
3R。タックルを仕掛けたボレラだが切られる。飛び込んだところにマーフィーのカウンターのワンツーをもらった。ボレラ後退。追いかけたマーフィー。下がりながらタックルに入ったボレラを受け止めたマーフィーが顔面に膝！ボレラがダウンすると肘連打。KO！
マーフィー快勝。
