格闘技徒然草

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UFC on ESPN5:第2試合・クラウディオ・シウバ vs. コール・ウィリアムス

ウェルター級だったが、ウィリアムスが5ポンドの大幅オーバー。キャッチウェイトに。

ロンドン在住ブラジル人のシウバは2014年にUFCデビューし2連勝。約3年半のブランクを経て昨年5月に復帰すると1Rチョークで一本勝ち。3月のダニー・ロバーツ戦では前半テイクダウンから寝技で攻めて優勢だったが、3Rにスタミナ切れ。完全に消耗した状態で、ガードからの腕十字でタップは奪えなかったがレフェリーが止めて一本勝ち。これでUFC4連勝に。試合ペースが少ないため13勝1敗だがもう36歳。

初参戦となるウィリアムスも試合ペースが少なく、35歳で11勝1敗。24歳の時にMMAデビューすると2011年まで6勝1敗の戦績を残したが、その後2年以上試合出場がなく、2014年に復帰。年1試合のゆったりしたペースでキャリアを積み重ねた。今回、負傷選手の代役として、試合1週間前にUFCデビューが決まった。しかし最近2戦はミドル級や175ポンドキャッチウェイトで戦っていたのに1週間の準備でウェルター級に落とすのは厳しかったのか、計量では大幅オーバー。

準備ができていなかったのか、腹回りが相当ゆるいウィリアムス。シウバが積極的にミドルを入れていくが、ウィリアムスの右フックがヒット。ちょっと慎重になるシウバ。パンチから組み付いてボディロックからテイクダウンしバックに回った。ハーフバック。パウンドを打ち込んでいく。両足のフックは防ぎながら亀で耐えるウィリアムス。しかし強いパウンドをもらっている。強烈なパウンドからパームトゥパームチョークに捕らえると、そのまま仰向けにしてフルバック。フェイスロックで絞めてウィリアムスタップ!

シウバこれで地味にUFCデビューから5連勝。ウィリアムスは体重オーバーの上に一方的に攻められるままでいいところなし。