最重量級とはいえ、6年間防衛戦をしていないペルペトゥオと、今回出場する中で唯一の暫定王者である手塚で、やや対抗戦要素が薄い。
元UFCファイターでもある地味強ペルペトゥオは、UFCリリース後は3勝2敗。3勝はいずれもブラジルでの試合で、負けた2戦はいずれもアウェイ。
まだキャリア10戦の手塚。正王者グライコ・フランサにはスプリット判定負けしたが、鈴木槙吾・村山暁洋・高木健太の元王者クラス3人に完勝。高木相手にはチョークでまさかの一本勝ちをしたが、本来はKOパンチが武器のストライカー。
パンチ、ハイを打ち込むペルペトゥオ。手塚タックル。切られた。手塚がタックルに行くほどだから相当プレッシャーを感じているか。ペルペトゥオバックブロー。バックスピンキック。手塚左ボディから右。また左ボディ。手塚がプレスする。ペルペトゥオ、序盤の勢いがない。やや受け身の静止。手塚がパンチで飛び込むと飛び蹴り。パンチが交錯。ゴング。
2R。ペルペトゥオまた出てきた。パンチを打ち込む。手塚圧されて下がる。タックルに入るが切られた。手塚また左ボディ。手塚前に出る。逆にプレスしてきた。ペルペトゥオラウンド序盤は勢いがあるが、後半下がり気味になる。鉄化がパンチ・ミドルを入れる。手塚のパンチがヒットする。ペルペトゥオも強打を打ち返した。ゴング。
3R手塚最初から出ていくがペルペトゥオの右がヒット。ペルペトゥオのバックキックにパンチを合わせる。手塚の右ハイが頭部をかすめた。ペルペトゥオ、また下がりだすタイム。手塚左ボディ。ペルペトゥオの蹴りをキャッチして手塚テイクダウン。すぐにラバーガードに捕らえたペルペトゥオだが、手塚解除して密着。パウンドを入れるが後頭部の注意をされる手塚。コツコツ殴る手塚。ONEで許されている縦肘を顔面に入れる。ペルペトゥオしがみつくだけ。残り1分。ペルペトゥオ苦しそう。立ち上がってパウンド。下から足を絡めるペルペトゥオだが回転して外す手塚。蹴り上げるペルペトゥオだが、手塚が膝をついているところで顔面を蹴ってしまい反則。再開後も上下で打撃を入れ合う。タイムアップ。
判定3-0で手塚が勝利。ペルペトゥオ、終盤はスタミナ切れか。