格闘技徒然草

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UFC on ESPN+31:ボーナス発表/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ボビー・グリーン vs. ランド・バンナータ
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ジェニファー・マイア、ヴィンセント・ルケ

メインは無敗のシャバージアンがオッズではフェイバリットだったが、2Rに早くも失速。倒しに行く強い打撃を打ち込んでいたが消耗も早かった。能力的にはブランソンに劣っているとは思わなかったが、タックルと打撃を混ぜるブランソンにスタミナを削られてしまった。しかし年齢的にはまだまだこれからの選手なので期待したい。

ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したグリーン vs. バンナータは3年前ドローだった試合の再戦だが、前回もファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞している。

セミはジェニファー・マイアがまさかの一本勝ち。カルダーウッドはマリーナ・モロズ戦でもガードからの腕十字でタップを取られていたが、苦手意識があるのだろうか。試合後の記者会見で、ダナ・ホワイトはフライ級タイトルの次期挑戦者はマイアになることが明言されている。

当初11試合が予定されていたが、計量当日に3選手が立て続けに欠場。それでも代役を用意したのはさすがだったが、代役の1名にコミッションからの許可が降りず、さらに試合当日に2選手が欠場となる異常事態。元を辿れば、予定されていたメインの試合も消滅している。ここまで重なることは流石に珍しいが、新型コロナウイルスが収まらない状況で続ける以上、直前の欠場はあるという前提でやっていかなければいけないか。