格闘技徒然草

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UFC252:第1試合・カイ・カマカ vs. トニー・ケリー

フェザー級。急遽追加された試合で両者UFCデビュー戦。

ハワイのカイ・カマカ3世は父親もMMAファイターで、ジムやMMAイベントを主催。また、叔父にレイ・クーパーとロナルド・ジューンがいる(父の姉2人がクーパー・ジューンと結婚しており、血縁関係はない)。ハワイアンMMAレジェンドをファミリーに持つサラブレッド。2018年と19年にはBellatorに出場し勝利している(ただし、Bellatorハワイ大会で組まれたご当地マッチに出ただけ)。25歳でMMA7勝2敗。5連勝中だがすべて判定勝ち。

ケリーは33歳だがMMAはまだ5勝1敗。2016年から19年まで3年のブランク。負けた相手は現UFCファイターのケビン・アギラー。

ジャブ、カーフキックを入れていくケリー。カマカもワンツーを入れていく。パンチで出てきたケリーに首相撲から膝を入れたカマカ。カマカがミドルを入れて効かせるとケージに詰めてパンチのラッシュ。ケリーボディブローをもらい効いたか。パンチからタックルに入ったカマカ。テイクダウン。パウンドを打ち込む。残り10秒でケリー立った。ホーン。

1Rカマカ。

2R。ジャブで距離を測り右で飛び込んだケリーだがカマカのボディブローをもらう。カマカワンツー。ケリー圧されて下がる。3連打がヒット。ワンツーから右ボディ。ケリーもパンチを打ち返す。ディフェンスしていたたら負けると思ったのかパンチのラッシュを仕掛けるが、カマカはタックルに入りテイクダウン。ケージで立ったケリー。残り1分。至近距離での打撃戦。首相撲から肘・膝を入れるケリーにカマカタックル。ケージでこらえてブラウン肘を入れるケリー。ホーン。

2Rもカマカ。

3R開始早々にカマカがテイクダウン。インサイドからパウンド。すぐに立てず下から殴り返すケリー。カマカは腰を抱えて立たせない。ケージ際まで移動し、バックを取らせて立ったケリー。両者パンチの打ち合い。相打ち。ほぼ互角。カマカタックルへ。ケリーが肘を入れてこらえる。ケリー首相撲からの膝連打。しかしローブローになりタイムストップ。再開。両者消耗しながらも手を出していく。ボディが効いているように見えるケリーだが手数は五分。打ち合いのままタイムアップ。

三者29-28でカマカが勝利。1Rからボディを効かせていた割にはボディにこだわらず判定まで行ったが、最後まで手を休めなかった。