格闘技徒然草

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UFC257:第5試合・ブラッド・タヴァレス vs. アントニオ・カーロス・ジュニオール

ミドル級。タヴァレス14位。

UFCでのキャリアが10年となるベテランのタヴァレスだがまだ33歳。戦績12勝6敗と、中堅以上の戦績は残している。4連勝でランキングも一時は一桁に入っていたが、2年半前に当時期待の新星だった現王者のアデサニヤと対戦。当時はまだオッズでは互角だったが、試合ではアデサニヤの打撃に削られ続ける展開で判定負け。さらに、前戦は当時21歳のプロスペクト・エドメン・シャバージアンと対戦し、1RKO負けでキャリア二度目の連敗となっている。

ACJは2014年にTUFブラジル3ヘビー級トーナメントでにMMAキャリア3戦で参加し優勝したが、TUF後はライトヘビー→ミドルまで落とし、ミドルではここまで6勝3敗1NC。5連勝しランキング入りしたが、イアン・ハイニッシュとユライア・ホールに連敗してランク外に落ちている。UFCミドル級での6勝のうち5勝がチョークでの勝利というグラップラー

両者は昨年3月に試合が組まれていたが、両者ともに負傷欠場し、昨年は試合をしていない。

ジャブを打ち込んでいくACJ。パンチの連打からシングルレッグへ。ケージでこらえるタヴァレス。諦めて放したACJ。ACJがパンチからタイミング良くタックルに入る。またこらえたタヴァレス。ケージに押し込んだ。倒せず離れる。カーフキックを入れるタヴァレス。ワンツー。ACJもパンチを打ち返すと、右オーバーハンドからタックルに。受け止めたタヴァレス。ACJが押し込み膝を入れるがローブローでブレイク。再開後すぐにホーン。

1RACJ。

2R。打撃で出るタヴァレスにACJがタックル。初めてテイクダウン成功。しかし距離を作り立つタヴァレス。ACJは立ち際にタックルに入るがタヴァレスはケージでこらえた。離れた。ジャブで出るタヴァレス。ACJがシングルレッグに入るがまた切られた。残り1分。タヴァレスのワンツーがヒット!ぐらついたACJがタックルでしのごうとするが切られた。が、立ち際のタヴァレスの前蹴りがローブローに。タイムストップ。再開するがホーン。

2Rはパンチを効かせたタヴァレス。

3R。打撃で先手を取るタヴァレス。ACJは下がりながらジャブ。タックル。尻クラッチしたがケージで耐えるタヴァレス。差し返してこらえる。ACJが足をかけて倒そうとするが倒せない。ブレイク。ACJのパンチからタックルも切って膝を入れるタヴァレス。ジャブを打っていく。ローに合わせてタックルに入り、クラッチまではできたACJだが、タヴァレスはまたケージを背負ってこらえる。そのままタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でタヴァレス勝利。