格闘技徒然草

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UFC262:第2試合・ケビン・アギラー vs. タッカー・ラッツ

フェザー級

ストライカーのアギラーはここまで2勝3敗。デビューから2戦は打撃で上回って判定勝ちしたが、そこから3連敗。後がない。32歳。

ラッツは11勝1敗の26歳。昨年9月のコンテンダーシリーズで判定勝ちも、ダナ・ホワイトから「2ヶ月後のコンテンダーシリーズでもう1戦してもらう」と追試を課せられ、またも判定勝ちし、UFCとの契約を決めた。

打撃戦から四つに組んだラッツ。引き剥がすアギラー。アギラーが打撃を入れていく。ラッツも応戦。左がヒット。打撃から虚を突いてタックルに入ったラッツ。テイクダウン。残り1分。上から固めているラッツ。ケージを背負って立とうとするアギラーを立たせないが、押さえ込んでいるだけ。ホーン。

ラッツはテイクダウンはあったがそこから押さえ込んでいただけなので微妙。打撃のヒットでアギラーか。

2R。アギラーが打撃で出るがラッツのパンチをもらった。飛び込んでパンチを入れるアギラー。また飛び込んだがそこにラッツの左をもらう。逆にラッツが飛び込んで連打をヒット。アギラーが組んでケージに押し込むとテイクダウン狙い。こらえるラッツ。離れ際に膝を入れたラッツ。残り1分半でまたラッツがタックル。完全に意表を突かれてテイクダウンを許すアギラー。下から足で押して立った。残り1分。また打撃戦に。五分の展開でホーン。

2Rラッツ。

3R。アギラーが打撃で先手を取る。ラッツの飛び込んでのアッパーがヒット。ラッツも打ち返すが下がり気味。右オーバーハンドをヒットさせたアギラー。今度はラッツが後退。ワンツー。また飛び込んだがアギラーだがラッツがカウンターのタックルでテイクダウン。すぐケージ際まで移動して立とうとするが、ラッツが押さえ込み立たせない。立ったアギラー。また出ていくがラッツのタックル。今度は切った。ラッツが下がると逆にアギラーがタックル。しかし切られた。残り1分。ラッツ距離を取り逃げ切りペース。アギラーが追いかけてくるところにパンチを当てる。アギラーのパンチは距離を取って下がる。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でラッツがUFCデビュー戦勝利。

打撃で勝負しつつ、要所ではタックルでテイクダウンを奪いペースを握った。

29-28を入れたジャッジは2者とも3Rをアギラー支持(空欄のジャッジも10-9ラッツとしている)、ジャッジ3名とも1、2Rはラッツ。