格闘技徒然草

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UFC on ESPN+52:第3試合・チャールズ・ロサ vs. デイモン・ジャクソン

フェザー級

今月でUFCデビューから丸7年になったロサ。まだ10戦しかしておらず、これがキャリア初の年間3試合目となる。ここまでは5勝5敗できれいに負けと勝ちを繰り返しており、今回は初の連勝を掛けた試合。ATT所属・柔術黒帯で、14勝中8つが一本勝ち。普段はステーキハウスのシェフとして働いている。

ジャクソンは昨年9月、コロナ陽性選手の代役としてUFCと再契約すると、2Rまでタックルでテイクダウンされ続ける展開から、3Rにタックルに合わせたギロチンで大逆転一本勝ち。しかし前戦はイリア・トプリアに打撃で常に劣勢となりパンチ連打をもらってKO負けしている。

ジャクソンタックルでケージに押し込む。ロサが膝を入れて引き剥がしパンチを打ち込んだが、膝がローブローということでタイムストップ。金的よりは上気味にヒットしたように見えたが、ファールカップに当たっていたか。再開。右ハイを入れたジャクソン。ロサはATTのお家芸カーフキック。ジャクソンが出ていくが距離を取るロサ。またカーフ。ロサのパンチをかいくぐったジャクソンがまたケージ押し込み。離れた。またカーフキックを入れるロサ。パンチで出たがジャクソンカウンターのタックル。テイクダウン。ロサハーフから足関。しかし起き上がったジャクソンがパウンドを入れる。なおも足関を狙うがパウンドを打ち込むジャクソン。ホーンと同時に膝十字を取ったロサ。若干ホーン後の気もしたが。

1Rほぼ五分だが強いて言えばジャクソンか。

2R。ジャクソンのニータップでバランスを崩したロサ。立ち際に蹴りを入れたジャクソンはケージを背負ったロサに飛び膝。しかしそれをキャッチしたロサがテイクダウン。が、ジャクソン足関から上を取る。立ったロサだがジャクソンがバックを取っている。投げてテイクダウン。また立つロサだがまた投げてバックマウントを狙うジャクソン。足をフックさせず立ったロサだがまだバックを取られている。投げると今度は足をフックし四の字バック。残り1分。チョークを狙うジャクソン。放して上からパウンド。肘。ロサなんとか正対したが、ジャクソン今度は肩固めを狙う。ホーン。

前のラウンドのお返しか、ホーンが鳴ってもすぐに肩固めを放さないジャクソン。2Rもジャクソン。

3R。間合いを詰めたジャクソンに対し、ロサはのバック肘がヒット!しかしそのままバックに付いたジャクソン。チョークにかかえてグラウンドに持ち込みハーフバックに。ロサが向き直りハーフになるが、バック肘でこめかみをカットしたジャクソンは大流血。ロサが立つがバックを取っているジャクソン。一旦ドクターチェックが入るが続行。バックを取られた体勢でジャクソンの傷を殴っていくロサ。テイクダウンを狙うジャクソンだがロサ正対。がぶったロサだがジャクソンまたボディロックしテイクダウン。バックに付いたがロサ反転し上に。リバースクルスフィックスに捕らえるロサ。しかしジャクソン反転し上を取る。ガードに戻したロサが三角を狙うが外したジャクソンはパス。ロサバックを取らせて立つがジャクソンまたテイクダウン。タイムアップ。

終わった瞬間にロサの顔を押すジャクソン。ちょっと揉めたが最終的には握手して健闘を称える。

29-28、29-27、30-27の3-0でジャクソン勝利。

2R以降はテイクダウンからポジションを奪い続けた。10-8つくラウンドはないと思ったが。