ヘビー級5分5R。ルイス3位、ドーカス7位。
暗黒魔人ルイス、ひたすら殴り倒すスタイルでUFCの頂点まで手をかけた。テクニックで上回る相手を一発のパンチで倒してしまう。攻められると弱々しい様子を見せることもあるが、そこから不思議としのいで逆転する。グラウンドができないイメージがあるが、意外と一本負けはダニエル・コーミエ戦の1回しかない。前戦はシリル・ガーンとの暫定王座決定戦で、終始スタンドの打撃で攻められ続け、ビッグヒットを当てることができずに3RにKO負け。いいところがなかった。
ドーカスはUFCデビューから4試合連続KO勝利。計量では105kg～106kgで、ヘビー級ファイターではひときわ細身だが、あえて体を大きくせず、スピードで勝負するスタイルで、ここまでは相手を翻弄している。減量してリミットいっぱいまで落としてきているルイスは完全にスピードで上回っていて得意なタイプと思われるが果たして。
牽制のローを入れるドーカス。ルイスワンツー。右を入れたドーカスだがルイスも右を返す。プレッシャーをかけるルイス。ドーカス飛び込んでワンツー。ロー。足が流れているルイス。ステップキックを放ったルイス。ケージ際に詰められたドーカス。ルイスがパンチのラッシュ。もらっているドーカスだがなんとか凌いでいる。組んだルイスが大内テイクダウンを狙う。ケージでこらえたドーカスだがルイスがまた右のパンチ連打。クリンチから右のアッパーを連打すると、ヒットしてドーカス失神！KO！
