格闘技徒然草

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ROAD TO UFC・エピソード2:第4試合・ホン・ジュニョン vs. 松嶋こよみ

フェザー級

ジュニョンは31歳で11勝6敗1分け。ROAD FCが活動を縮小する中、精力的にイベント開催しているDouble GやTOP FCでキャリアを積んできた選手。Double Gではフェザー級タイトルを獲得している。

松嶋はP's LAB横浜でのレスリングと空手を幼少期から学び、修斗で新人王を獲得すると、パンクラスではISAOとのフェザー級暫定王座決定戦に出場。しかし、グラウンド膝を顔面に打ち込んでしまい反則負け。その後ONEに出場し、元王者のマラット・ガフロフを1RKO。直近では2020年12月にゲイリー・トノンと対戦し、トノンの組みを凌いだものの判定負け。年齢的にUFCに挑戦する最後のチャンスとなるため、ONEとは契約更新せずにフリーエージェントとなっていた。

勝者がエピソード1でSASUKEを下したイー・ジャーと対戦する。

スイッチしてローを入れる松嶋。ジュニョンインロー。出た松嶋だが滑ってスリップダウン。しかしタックルに入りそのまま押し込む。離れた。松嶋の左フックがヒット。ちょっとぐらついたジュニョン。松嶋インローからミドル。ジュニョンの右がヒット。ミドルを入れたジュニョン。頭を振りながらパンチを入れる松嶋。松嶋意表をついてシングルレッグ。そのままケージに詰めると新距離でパンチの打ち合いに。しかしジュニョンのパンチがヒットし一旦距離を取る松嶋。またタックル。スタンドでバックに回った。投げてテイクダウンするがすぐ立つジュニョン。正対しようとするジュニョンに飛び膝!一瞬ダウン気味に倒れたジュニョンだが立った。松嶋またタックル。尻もちを着かせた。押し込みながらジュニョンの顔面に肘を入れる松嶋。立ってパンチを入れる。ホーン。

1R松嶋。

2R。ジュニョンが詰める。スイッチしてパンチを入れる松嶋だがジュニョンの右をもらい動きが止まった。ジュニョンパンチを打ち込む。松嶋タックルで凌ぐ。膝をつかせた。押さえ込んで回復を図る松嶋。立ち際に膝を入れた松嶋。またタックルから倒したが押さえ込めない。動きが落ちている両者。松嶋タックルで飛び込み倒した。尻もちを着かせるが立たれる。しかしジュニョンもスピードが落ちている。パンチで体が流れる。松嶋タックル。倒した。残り1分。立ったジュニョン。松嶋タックル。ちょっと滑って下になった松嶋。チョークを狙うジュニョンだが正対して上を取った松嶋。パウンド。ホーン。

2Rは序盤パンチを効かされたが、その後はテイクダウンを何度か奪っていて、やや松嶋。

3R。前蹴りを放つ松嶋。ジュニョンまだ疲れがあるが、パンチをはなっていく。飛び込んだ松嶋だが頭が当たる。レフェリースルー。松嶋頭を振りながらパンチを打ち込む。タックル。しかし切られてバックを取られる。チョークを狙うジュニョン。が、正対して外した。押さえ込みたいが、ジュニョン立つ。スタンドでクリンチした体勢から投げた松嶋。サイドで押さえ込む。ジュニョン亀になり立つ。スタンドバック。残り1分。両者ガス欠。ジュニョン立てない。立った瞬間に投げてパウンドを入れる松嶋。タイムアップ。

両者疲労困憊。特にジュニョンはずっとマットに座ったまま立てない。

判定29-28ジュニョン、30-27松嶋、30-27松嶋。スプリットで松嶋勝利!

割れたが松嶋勝利。2Rは割れるかもしれないと思ったが、1R飛び膝でダウン気味に倒したのに取られたのか、3Rテイクダウンしまくったけど取られたのか。まあ勝てて良かった。2,3度バックを取られてチョークを狙われる場面もあったが、正対してすべて対処できていた。

9月の準決勝はSASUKEを破ったイー・ジャーとの対戦となる。