格闘技徒然草

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UFC on ESPN53:第11試合・エドメン・シャバージアン vs. A.J.ドブソン

ミドル級。

元期待の新鋭・シャバージアン。ローカル全試合1RKO、UFCデビューからも4連勝・3連続1RKOだったが、ランカークラスの壁に当たり、その後は1勝4敗。テイクダウンディフェンスに難があり、組まれる展開ですぐガス欠しがち。しかしまだ26歳と若い。

ドブソンはUFC1勝2敗の戦績でセミ前登場。先日、自宅の火災で両親を救ったものの一時意識不明の重体となっていたマーク・コールマンの弟子。UFCデビューから2戦はいいところがなく判定負け。前戦はUFC2勝3敗のテフォン・チュクウィ相手に蹴りをキャッチしてテイクダウンして固めつつ殴る展開で、僅差の内容だったが判定勝ちでUFC初勝利。32歳。

パンチを打ち込むドブソン。パンチが速い。カーフを蹴るシャバージアンに飛び込んでパンチを放っていく。ワンツースリー。ジャブを入れたシャバージアン。右がヒットしぐらついた。さらにパンチを入れると首を抱えたドブソン。ヒザを頭部に入れて放すとシャバージアンふらつき気味。シャバージアンから組み付くと大内テイクダウン。背中を向けて立とうとしたドブソンのバックに付くが、ドブソン反転して上を取った。体を起こさずパウンドを落とすドブソン。シャバージアン三角を狙ったが、ドブソン反応して外す。シャバージアンがヒジを入れつつケージ際に移動し、上半身を起こすとケージを使って立った。ボディロックからテイクダウンを狙うシャバージアン。倒され際に上を取られそうになり、シャバージアン立った。離れる。残り1分。パンチを打ち込むドブソンだが、シャバージアンのパンチを貰いダウン!シャバージアンすかさずパウンド連打!防いでいたドブソンだが、連続で顔面に入ってレフェリーストップ!

ドブソンのパンチも良かったが、序盤効かされても諦めずパンチで打ち合い逆転KO。