格闘技徒然草

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UFC on ESPN58:第8試合・ブレイディ・ヒースタンド vs. ギャレット・アームフィールド

バンタム級

今年2月の中村倫也のUFC2戦目で対戦予定だった(が欠場した)ヒースタンドと、中村にRoad To UFCで敗れた風間のUFCデビュー戦で対戦してKOしたアームフィールドの対戦。

ヒースタンドは2022年のTUF29準優勝。決勝ではリッキー・トゥルシオスにスプリット判定負け。TUF後の初戦は、ヒースタンドに代わって中村倫也と対戦したファーニー・ガルシアで、しつこくテイクダウンを奪っての判定勝ち。昨年4月の前戦はモンゴリアンストライカーのバットゲレル・ダナーと対戦し、終盤失速したダナーから3Rにテイクダウンを奪い、パウンドラッシュでKO勝ち。1年2ヶ月ぶりの試合となる。25歳。

アームフィールドは2022年7月、計量2日前という直前オファーでUFCと契約。階級上のフェザーでダヴィッド・オナマと対戦して2R一本負け。本来のバンタムに戻してからは、風間、昨年のTUF31ウィナーのブラッド・カトーナに連勝中。いずれもパンチを打ち込んで攻めて勝利している。27歳。

お互いオーソ。組みに行くヒースタンド。引き剥がすアームフィールドだが、ヒースタンドまたタックルへ。また切った。ヒースタンドシングルレッグ。アームフィールドは後ろ三角から腕十字へ。うつ伏せの裏十字で腕が伸びた。ヒースタンド体をまたいで耐えた。がぶってダースチョークからアームインギロチン。けっこうタイトに入っている。ずらして外した。すぐに上を取るアームフィールドだが、体を起こしたヒースタンドがシングルレッグで上に。すぐ立ったアームフィールドだが、スタンドバックのヒースタンドがなおもテイクダウンを狙っていく。クラッチを切って正対したアームフィールド。パンチで出たヒースタンド。アームフィールドのパンチをかいくぐってタックル。テイクダウンすると背中に乗ってチョーク!喉元に入っているが引き剥がしたアームフィールド。もう一度湿気てフェイスロックになったがこれも外れた。ホーン。

1Rともにフィニッシュに近いサブミッションの仕掛けがあったが、よりフィニッシュに近かったのはアームフィールド。ただヒースタンドのギロチンやチョークが上に見られる可能性もあるかもしれない。

2R。アームフィールド膝。右がヒットし効いた!さらにジャブを入れるとヒースタンドダウン!インサイドからパウンド。ヒースタンド下から腕十字を狙う。三角クラッチに。しかしはずっる。またパウンドを落としていくアームフィールド。アームフィールドはハーフからマウントに。パウンド。ケージを蹴って反転して脱出したヒースタンド。すぐにアームフィールドのバックについてテイクダウン。四の字バック。チョーク。反転しようとするアームフィールドにチョークを狙うが、アームフィールド立って外した。残り1分。疲れが見えるアームフィールド。ヒースタンドが手を出していく。テンカオ。タックルへ。アームフィールド受け止めるとアッパーを入れた。両者動きが落ちているが手を出していく。ホーン。

2Rはダウンを奪ったアームフィールド。

3R。ヒースタンドがジャブからハイ。頭を下げたヒースタンドにアームフィールドのアッパーがヒット。四つに組んだヒースタンド。ケージに押し込む。アンクルピックで倒した。背中を向けたアームフィールド。立った。しかしスタンドバック。また投げる。立ち際に背中に乗ってチョーク。マタレオン。喉元に腕が入ってタップアウト!

ヒースタンド、何度もピンチに陥ったところから蘇ってきて最後はチョークで一本勝ち。TUF決勝で敗れてから3連勝。

アームフィールドも1R腕十字、2Rはパンチでダウンを奪ってともにフィニッシュ目前まで追い込んだが、仕留めきれなかった。